離婚率は下がってる!? 「離婚率」から読み解く日本の結婚事情 (4/4ページ)
厚生労働省 平成 21年度「離婚に関する統計」(※3)の概況を見ると、夫婦ともに、どの年齢も上昇傾向で推移しています。2005年におけるもっとも離婚が多い年齢は男女とも30~34歳でした(男性は8.18、女性は9.48)。
女性は2000年までは25~29歳が一番離婚率の高い年齢でしたが、2005年には順位が逆転しています。
男女とも35~39歳の離婚率が高く、30代は離婚が多い世代であると言えそうです。最近の初婚年齢が20代後半であることから、結婚して10年以内に離婚をしている夫婦が多いと考えられます。
■まとめ離婚が増えていると言われている日本ですが、実際は日本の離婚率は世界の主要国の中でも低い方であることがわかりました。また、現在は離婚率は落ち着いていること、30代の夫婦や沖縄や九州地方に住んでいる人は、離婚率が高いということなどもデータから読み取れます。とはいえ、離婚はさまざまな要因が絡んでくるもの。離婚の原因や子どもの有無、初婚の年齢などを加味して考えれば、またちがった側面が見えてくるかもしれません。
(松原圭子/フォルサ)
※画像はイメージです
(1) 厚生労働省 平成27年(2015)人口動態統計(確定数)の概況http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei15/
(2) 国連 「Demographic Yearbook2013」 Table 25 http://unstats.un.org/unsd/demographic/products/dyb/dyb2013.htm
(3) 厚生労働省 平成 21年度「離婚に関する統計」の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon10/dl/gaikyo.pdf