日比万葉が日本での初タイトルを獲得、ダブルスはハン・ナレ/クンクンが優勝 [甲府国際オープン女子]

テニスデイリー

日比万葉が日本での初タイトルを獲得、ダブルスはハン・ナレ/クンクンが優勝 [甲府国際オープン女子]

 「甲府国際オープン」(山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場/本戦3月28日~4月2日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、単複の決勝などが行われた。

 シングルス決勝は、第7シードの日比万葉(安藤証券)が第4シードのハン・ナレ(韓国)を5-7 6-3 6-2で倒して優勝を飾った。試合時間は2時間28分。

 両者は今回が初対戦。20歳の日比は3週間前の横浜(ITF2.5万ドル/ハードコート)に続く今シーズン3度目の決勝で、1月のプティ ブール(ITF1.5万ドル/ハードコート)以来となる今季2度目のタイトルを獲得。ITFサーキットのシングルスでは、キャリア通算6勝目となった。

 今大会での日比は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の松本安莉(山梨学院大学)を6-1 6-1で、2回戦で二宮真琴(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-1で、準々決勝で第2シードの穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)を6-0 2-6 6-3で、準決勝ではキム・ナリ(韓国)を6-2 6-2で破って勝ち上がっていた。

 ダブルス決勝はノーシード対決となり、ハン/ルクシカ・クンクン(タイ)が林恵里奈(早稲田大学)/梶谷桜舞(島津製作所)を6-3 6-0で下して大会を制した。試合時間は46分。

 ハンとクンクンは今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場し、ともに今季の初タイトルを獲得。ハンはシングルス決勝を戦ったあと、中断していたダブルス準決勝で第4シードの奥野彩加(Club MASA)/瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)を3-6 6-4 [10-8]で倒し、この日3試合目となる決勝に臨んでいた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

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選手コメント・抜粋(情報提供◎甲府国際オープンテニス)

日比万葉(シングルス優勝)

 「3週間前の慶應チャレンジャーで準優勝だったので、優勝したいと思っていました。今週はタフな試合がたくさんある中で、勝ち抜くことが出来てよかったです。今日もとてもタフな相手で、1セット目が取れそうで取れなくて3セットになってしまったのですが、戦い抜けてよかったと思います。まずは自分のプレーをすることが第一目標で、相手が誰であろうと自分が練習してきたことや取り組んでいることをやろうと心がけました。そして、試合が出来ることに感謝して楽しんで試合が出来たらいいなと思っていました」

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【シングルス決勝】

○25日比万葉(安藤証券)[7] 5-7 6-3 6-2 ●9ハン・ナレ(韓国)[4]

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【ダブルス決勝】

○2ハン・ナレ/ルクシカ・クンクン(韓国/タイ)6-3 6-0 ●10林恵里奈/梶谷桜舞(早稲田大学/島津製作所)

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【ダブルス準決勝】

○2ハン・ナレ/ルクシカ・クンクン(韓国/タイ)3-6 6-4 [10-8] ●5奥野彩加/瀬間詠里花(Club MASA/橋本総業ホールディングス)[4]

(テニスマガジン/Tennis Magazine)
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