安倍政権を揺さぶる「籠池爆弾」の行く末 (3/5ページ)

日刊大衆

「自由党の山本太郎議員の“他に、ハシゴを外されたと思っている人はいますか?”という質問にも改めて、“大阪府知事です”と、名前を呼ぶこともなく2度繰り返し、恨み骨髄と言わんばかりの態度をむき出しにしました」(民放局報道部記者)

 森友学園の関係者は「理事長は、攻撃されたら黙っていられないタイプ」だと前置きし、こう続ける。「鴻池(祥肇氏、元防災相)先生の会見を見て、かなり憤慨したようですね。“政治家に見捨てられた”という心境になったのは、あのときだと思いますよ」

 鴻池氏は、国有地払い下げの口利きを頼みに来た籠池氏から通称“こんにゃく”という封筒(証人喚問では3万円の商品券と証言)を渡されたことに触れ、「無礼者!」と突き返したと発言。「俺の人生でこんな汚物を投げられたことは初めて」とまで、こき下ろしていた。

 その後、籠池氏は「(小学校開設の)認可が出なかったら、大勢の政治家に辞めてもらう」と豪語するようになったという。その「大勢の政治家」の一人になりそうなのが、稲田朋美防衛相だ。当初、「籠池夫妻から、なんらかの法律相談を受けたことはない」と国会で答弁していた稲田氏だが、籠池氏が前出の菅野氏に「証拠はある」と蜂の一刺し。

「2004年12月に森友学園が起こした民事訴訟に、稲田氏が原告側の弁護士である夫の代理人として出廷した記録が出てきたんです。国会で“虚偽答弁”した形になった稲田氏は、完全ノックアウト。焦って“私の記憶に基づいた答弁で、虚偽との認識はない”と、逆に大臣の資質を問われるような発言をしてしまいました」(前出の全国紙記者)

 また、籠池氏が「2年前、稲田氏とお目にかかって話をした」と証言したのに対して、稲田氏が「記憶にない」と発言したことに、今度は籠池氏の夫人・諄子氏が噛みついた。

 塚本幼稚園の修了式で、「ちょっと頭にきたんですね。国会議員が国会で嘘ついて……ほんまにおニャン子ちゃんですよ。答弁でけへんかったら首相が助けたりして、そんなんで防衛でけへんやないですか」と、父兄を前にまくし立てたのだ。この、強烈なキャラの奥方の援護射撃も相まって(?)、野党からは稲田氏の辞任要求が殺到。

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