ミステリーサークルを20年研究した科学者が明かす「真実」

まいじつ

ミステリーサークルを20年研究した科学者が明かす「真実」

いまでは、人の手によって作られたという説が濃厚になっている『ミステリーサークル』だが、最近になって科学者が「未来のエイリアンによって作られた、地球人への秘密のメッセージだ」と発表し、騒動になっている。

ここ数年、イギリスでもっとも多くできるパターンのミステリーサークルを、ホレス・ドリュー化学博士が研究した結果、「エイリアンのメッセージだ」という結論に至った。

ミステリーサークルというのは日本だけの呼び方で、世界的には『クロップサークル』と呼ばれている。ほとんどはイギリスで発生するもので、誰も見ていないうちに穀物畑の一部の穀物が倒され、畑に複雑な模様が出来る現象だ。近年はイギリス以外でも発生するようになっている。

オカルト研究家は「1970年代後半から発生しているミステリーサークルは当初、宇宙船の着陸跡だと言われていました。しかし、1990年代にイギリスのダグ・バウワー氏とデーブ・チョーリー氏というふたりが、ミステリーサークルは自分たちが作ったと主張し、テレビ番組で実際の製作過程を実演したのです。そこで一般人の興味は失われました。逆に陰謀論者や科学者は、このふたりが作ったものは雑すぎて違和感があるとして、科学的調査を始めたのです」と言う。

「ミステリーサークルはエイリアンによるもの」と確信している専門家

ドリュー博士は、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス郡パサデナにあるカリフォルニア工科大学で化学の博士号を取得している。約20年間にわたってミステリーサークルを研究しているドリュー博士は、「エイリアンの隠されたメッセージが込められて いる。エイリアンは人類とコミュニケーションを取りたがっている。ただ、残念ながら、人類はその複雑なメッセージを理解できるほど、知的に進化していないのです」と確信している。

「もし人類がイルカと会話をしたいのなら、海に泡の発生器を設置し、泡を出してみるでしょう。そして、イルカが泡に集まってきたり、泡で遊んだり、泡を調べているのを、我々は観察することになる。でも、アメリカ大統領はいきなりイルカに対して『あなたたちのリーダーを連れてきてほしい。条約にサインしてほしい』と言うわけがない。人類がイルカよりも知的に進化しているのと同様、エイリアンは人類よりも知的に進化している。つまり、エイリアンが人類に対してミステリーサークルを使ってやっていることも同じようなことなのです」(ドリュー博士)

しかし、イギリス国防省の元UFOデスクオフィサーで、現UFO研究家のニック・ホープ氏は「ミステリーサークルは人間がいたずらで作ったものです。驚くほど複雑で精密なものもありますが、それはコンピューターでパターンを作り、GPSでナビゲートし、ナイトビジョンのゴーグルを装着した人たちが作っているのです」と指摘している。

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