ミャンマーで活動した大学生が語る! 海外ボランティアで学んだこと【学生記者】
みなさんは「海外ボランティア」という言葉を耳にしたり、SNSで見かけたりしたことがありますか? 言葉は聞いたことがあるものの、実際にどんなことをするのか、ということを知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
私も以前は、「海外ボランティアってなにをするんだろう?」と疑問に思っていたうちの一人です。そんな些細な疑問から海外ボランティアに対して興味を持ち、次第に「今しかできないことだ!」と実際にやってみたい気持ちが膨らんでいきました。そして、大学1年の春に海外ボランティアに参加することを決め、ミャンマーへ行ってきました。今回は私が実際に海外ボランティアに参加して学んだこと、得られたものについて紹介していきます!
■海外ボランティアって何するの?
私が参加したボランティアは、9日間の滞在プログラム。ミャンマーの歴史や政治について学んだり、学校に通うことができない子どもたちとふれあい、アクティビティを行なったりするものでした。出発前には、事前研修として子どもたちとどのようなアクティビティをするか話し合い、準備をして、海外での危機管理についても勉強しました。
■誰と活動をしたの?
ボランティアに参加するメンバーは、全国各地から集まってきます。年齢は大学生が中心でしたが、高校生からおじいちゃんまで幅広い世代の方が参加していました。日本だけではなく現地にも、私たちと一緒に活動してくれる方々が大勢いました。
■自分の力不足を痛感
ボランティアに参加する前は、自分になにができるんだろう? と半信半疑のまま参加することを決めました。しかし、いざ参加してみて、子どもたちの笑顔を見ると「ここに来てよかった」と思うことができました。一方で、ミャンマーの現状について学び、学校に行くことができない子どもたちとふれ合う中で、自分たちの力ではどうにもできない課題を実感し、苦しくなることも。しかし、その点に気づくことができたのは海外ボランティアに参加してみて、一番の学びになったのではないかと思います。
■大事な仲間を得ることができた!
ミャンマーでのボランティア活動を通して得たもので一番大きな財産となったのは、やはり「仲間」。初めは知らない人の集まりだったのが、9日間の活動を通してかけがえのない友情を育むことができました。同じような考えを持っている人もいれば、全く違う考えを持っている人もいて、自分の思いを話していく中でたくさんの刺激を受けることができました。
また、現地ミャンマーでもたくさんの仲間ができました。英語でのコミュニケーションが中心だったので、自分の思いをそのまま伝えることが難しいことも多かったです。しかし、言葉だけではなく、食事や音楽などを通してでも仲良くなれるということがわかりました。
■まとめ
ボランティアに参加し、自分の足でミャンマーに行かなければ、気づけなかったことがたくさんあります。海外ボランティアへの参加をきっかけに自分の活動の幅も広がりました。ボランティアより旅行のほうが楽しそう、人と関わるのが好きじゃないからボランティアは向いていない、と尻込みしている人も多いはず。しかし、海外ボランティアは旅行や他の活動以上に学べることがたくさんあります! 海外ボランティアに参加する方法は探せばいろいろありますので、ぜひ興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
文・海
写真は自分で撮影したものです。