あの世でも“仲間外れ”は存在する? 臨死体験者たちが語る「死後の世界」 (2/3ページ)
不謹慎な話だが、とにかくよく死ぬ。そして、その度にモナリザに似ている性別の分からない神様に「まだ君が来る時間ではない」と追い返され、母親の「健ちゃん、すき焼き食べないの?」という声が聞こえて、現世に戻ってくるのだそうだ。
辛酸さんはこの小林さんの話を聞いて不安になったことがあったと告白する。
小林さんによれば、あの世にはたくさんの粒子が浮かんでいて、それが集まって人の形になっていたりするそうだ。辛酸さんは、それらは同じ波長の者同士が集まっているのではないかと推測しており、「あの世で仲間外れになったらどうしよう」と心配していたのだ。
一方で寺井さんが驚いたのは、「そこらへんに歩いている中でも、すでに亡くなっている人がいる」というエピソード。先に魂だけが昇天し、肉体が後から、というケースもあるようなのだ。
辛酸さんは小林さんが言っていた「死ぬのは超気持ちいい」という言葉から、自身が無呼吸症に苦しんで死にかけた際に見た幻想について語り、「仏さまのようなものが壁に浮かび上がってきて、お迎えみたいな感じで…」と振り返った。
■「ヒーラーの方に会って心が浄化された」
ほかにも地獄の光景を楽しそうに語る方やオーラの色が見える方の話、さらにはあの世に行ったあとに『この世の歩き方』という本を書きたいという寺井さんの野望などが語られた。
そして、こうした臨死体験者の方々のエピソードから分かったのは、「死後の世界は特別なく、今私たちがどう生きるかが何よりも大切」ということだった。
ラスト10分は質疑応答の時間。「臨死体験者の方々と会ってから、2人に変化や影響された部分はありましたか?」という質問について、辛酸さんは「渦巻くパワーがあったのか、しばらく具合の悪いときがあった」と正直に告白。
逆に寺井さんは「体調が良くなったこともありました」と語った。