あの世でも“仲間外れ”は存在する? 臨死体験者たちが語る「死後の世界」 (1/3ページ)
「あの世」の存在を信じているにせよ、そうでないにせよ、もし、実際にあったとしたら「あの世」を覗いてみたいという気にはならないだろうか?
死んだあとで私たちの魂がどこに向かうのかは、生きている間には分からないこと。だからこそ、知りたい、覗いてみたいという欲求が生まれるのだろう。
ただ、この世には、死後の世界がどうなっているかを語る人もいる。臨死体験をしたことがある人だったり、あの世とつながる力を持っている人だったり、さまざまだ。
そんな彼らをコラムニストで漫画家の辛酸なめ子さんと涙活プロデューサーの寺井広樹さんが取材し、マンガと文章で一冊の本にまとめた。
『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版刊)である。
3月30日に東京・紀伊國屋書店新宿本店で開催された本書の発売記念イベントは、いわば「取材後記」のような形で2人が取材した人たちのエピソードを振り返るという内容で、話が盛り上がった。

本で読んで「世の中にはとてつもない人がいるものだな」と思ったが、実際に2人のエピソードを聞いて、特に記憶に残った人がいる。
それは、ニューヨーク在住の自然療法医である小林健さんだ。
彼はなんと5回も死んだことがあるという。
1回目は、子どもの頃にダム湖で泳いでいたときに湖底の木に足がはさまり溺死。
2回目は、20歳のときにパラシュートの降下実験に参加したものの、パラシュートが開かず海面に叩きつけられて即死。その時の感覚は「1000℃の尿を漏らしたような感じ」だったそうだ。
3回目は、45歳のときにスキューバダイビングをしていたところ、潜水病で死亡。
4回目は、49歳のときに大雪で凍死。
5回目は、55歳のときに交通事故で川に転落して死亡。