羽生結弦、「五輪V2」のカギとなる前人未到の必殺技とは?

アサジョ

羽生結弦、「五輪V2」のカギとなる前人未到の必殺技とは?

 男子フィギュアスケートのジャンプの技術が飛躍的に向上している。先の世界選手権(フィンランド)で2位に入った宇野昌磨選手はループ、フリップ、トーループの3種類の4回転、3位の金博洋選手(中国)もルッツ、サルコウ、トーループの3つを成功させている。米のネイサン・チェン選手にいたってはルッツ、サルコウ、フリップ、トーループの4種類の4回転ジャンプを持っている。

 同大会で羽生選手は、ループ、サルコウ、サルコウ&3回転トーループ、トーループをすべてノーミスで演じきり逆転優勝を飾ったが、その後のインタビューでこうコメントしている。

「物理的には人間は5回転までは可能だそうです。ただ5回転の点数は設定されていないので、いずれ4回転アクセルに挑戦したい」

 フリー世界最高得点で「4回転戦国時代」を制したとはいえ、ライバルの強烈な追い上げで向上心にさらに火がついた羽生選手が次に挑むのが、サルコウやトーループより4点以上も基礎点が高い4回転アクセルだというのだ。

 羽生選手のアクセル挑戦について、スポーツライターは言う。

「男子フィギュア選手のピークは21~25歳と言われます。ロシアのプルシェンコがトリノ五輪金メダルを獲ったのは23歳。バンクーバー金のライサチェク(米)は24歳でした。その後のケガや故障等を考えると、23歳で平昌五輪を迎える羽生選手はいわば最盛期。五輪V2を獲るために、ここで史上初の4回転半に挑戦しても不思議ではありません」

 現在も世界最高得点の上位3位までを独占する羽生選手。先の選手権でもSPが万全なら記録更新もありえた。

 しかも平昌五輪が開催される韓国はホームゲームさながらにユヅリストが多い。圧倒的な応援の後押しを受け、羽生選手には前人未到の技と記録を目指してもらいたい!

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