【プロ野球】連覇? それとも破壊と創造? 早くも黄信号が灯る日本ハムに何が起こっているのか (1/2ページ)
日本ハムファンのため息が漏れている。圧倒的な勢いを見せて、日本シリーズを制した昨季から一転、今季は10試合終了時点で2勝8敗。パ・リーグ最下位に沈んでいる。
昨季のV球団に何が起こっているのか。改めて検証していきたい。
(成績は4月11日時点)
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■注目が集まる大谷翔平の裏で……
熱心なプロ野球ファンでないとすれば、日本ハムの調子がすこぶる悪いことを知る由もなかったことだろう。その理由はもちろん開幕からの大谷翔平の活躍だ。
右足首の負傷で春先のWBC出場を辞退したは周知の通りだが、打者として調整を続けた大谷はなんとか開幕に間に合った。それどころか、いきなり大活躍だ。8試合目で左ふくらはぎ肉離れを起こすまで、打率.407、2本塁打。件の足首負傷の影響を感じさせない打撃を見せ、メディアも大谷をフォーカスした。
しかし、スポーツニュースなどで「大谷健在」をアピールするダイジェスト映像が流れる裏で「日本ハムは敗れていた」。
■調子の上がらぬ主力野手
大谷が打ちまくったにも関わらず、スタートダッシュがうまくいかなかった要因は主軸の不振だろう。
WBCでは要所で殊勝打を繰り出した中田翔が打率.200、本塁打ゼロ。頼れるベテラン・田中賢介も打率.200。レアードにいたっては打率.094、4失策の大スランプに陥っている。
10試合目までフル試合出場を続ける近藤健介が打率.419と気を吐いているが、西川遥輝、中島卓也ら、昨季はしぶとさで魅せた選手たちが次々と低調なスタート。迫力を感じられない打線となっている。