これは読んでおきたい…一人旅の必須アイテム☆自分磨きにおすすめの本5選 (3/5ページ)
様々な出版社から出ている本作ですが、白水社版は村上春樹氏が翻訳を担当、氏は本作を自分がもっとも影響を受けた作品の一つとして挙げていて、詩的な文章が楽しめます。
1920年代のアメリカの狂騒、裏社会でなりあがったギャツビーの思い人に向ける純粋な愛情、そしてそれを取り巻く様々な他人や事情など、何度でも繰り返し読んで感動できる一冊です。
◆グレート・ギャツビー
著者名:スコット・フィッツジェラルド
出版社:白水社
一人旅を哲学的に過ごしたい人にはこの本がおすすめ
出典:Pinterest
主人公のソフィーはごく普通の少女ですが、ある日受け取った不思議な手紙をきっかけに、様々な体験をしていく、というファンタジー作品です。
作品はほとんどが、ソフィーとアルベルト・クノックスという中年男性の対話で進められ、少女に哲学史を説いていくという体裁になっています。
少女が教えを受けるという設定のおかげで、哲学史、哲学的な考え方が驚くほど平易に読めてしまい、ファンタジー作品でありながらもとても良質な哲学の入門書です。