皮膚科医が教える! ニキビの改善に効果的な食べ物 (4/4ページ)
そのため、特定の食べ物がニキビに悪影響を与えるとは言い切れませんが、例えばケーキやクッキーなどのお菓子に多く含まれている糖分を過剰に摂取すると、ニキビの原因になり得ます。糖は、体内でビタミンB1の助けによって分解され、エネルギー源になります。そして残った糖質は脂肪として体内に蓄積され、その結果皮脂が過剰に分泌され、皮脂で毛穴が詰まりやすくなり、ニキビや吹き出物、べたつきとなって現れるのです。
また、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには利尿作用があるため、ビタミンB群やビタミンCを尿とともに排泄する作用を強めてしまいますし、アルコールは糖分を多く含むものが多く、飲みすぎると皮脂の分泌量が増すだけでなく、肝臓での解毒作用が追い付かず、血中の毒素をうまく排出することができずに肌にニキビとして現れてしまう可能性もあります。
ただし、ニキビの原因になるからといって我慢しすぎると、今度はそのストレスが原因でニキビができてしまうこともあります。極端な偏食は避け、食べたいものをバランスよく食べるようにしましょう。
■まとめニキビの改善には、ビタミンやタンパク質といったさまざまな栄養素が必要となります。水に溶けやすい水溶性ビタミンは煮物、油と相性がよい脂溶性ビタミンは油で炒めるなどして、効率よく摂取するようにしましょう。また、いくらニキビの改善に効果的な栄養素を意識しても、食生活が乱れていては効果も半減してしまいます。ストレスの原因となるので過度な我慢は禁物ですが、バランスのよい食事を意識するようにしましょう。
(監修:松島桃子)