赤ちゃんの便秘はどう見分ける?うんちが出ない原因とおすすめ解消法
便秘は大人だけではなく、実は小さな赤ちゃんもなることがあります。
もし、我が子のお通じが出なくなったり、苦しそうにしている場合はどのような対応をすればよいのでしょうか。
そこで今回は赤ちゃんの便秘の兆候や、便秘によって引き起こる危険性、改善、予防対策をまとめてみました。
赤ちゃんは便秘になりやすい?
赤ちゃんは、ちょっとしたことがきっかけでうんちが出なくなることはよくありますので、元気で食欲である場合は、1~2日出なくても問題はありません。
また、離乳食に移行すると、腸内に住んでいる細菌の種類変わり、新生児のころと比べてうんちの回数は減ってくる場合もあります。 赤ちゃんの便秘が疑える兆候
赤ちゃんに以下のような兆候、症状が現れた場合は便秘状態となっているので、注意が必要です。
■ お腹がはり、ぽっこりしている
■ 母乳や離乳食をもどしてしまう
■ 元気がない
■ 食欲がない
■ 排便をするときに泣く
■ 肛門が切れる
■ 眠たくもないのに、むずかる
■ 4日以上便が出ない 赤ちゃんの便秘を引き起こす原因
水分不足
赤ちゃんの便秘の原因として、まず挙げられるのが水分不足です。
赤ちゃんは大人以上に汗かきに加え、体が非常に小さいので、少しの体調や気温の変化などで脱水気味になりやすくなります。
特に、夏の暑い時期は汗をよくかくことによって、体内の水分が不足し便秘を引き起こす可能性があります。
母乳の成分
母乳育児の場合、お母さんが脂肪分の多い高カロリーな食事ばかり摂っていると、母乳の成分が変化し、赤ちゃんが便秘になる危険性があります。
牛乳アレルギー
便秘を引き起こす要因として、 牛乳アレルギーの一つの症状として発症している場合もあります。
腸の病気
以下のような先天性の腸の病気によって、赤ちゃんが便秘を引き起こしている場合も考えられます。
■ ヒルシュスプルング病
生まれつき腸の神経節細胞がないため、 慢性の便秘を引き起こします。
腸の神経節細胞は消化管の動きをつかさどるため、重篤化すると、 腸閉塞につながり命にかかわる危険性もあります。
■ 鎖肛
先天性の肛門の奇形で、「直腸肛門奇形」とも呼ばれます。
生まれつき肛門が閉じてしまっているので、排便が困難となり便秘につながることがあります。
赤ちゃんの便秘が引き起こす症状
おならのにおいがきつくなる
大人と同様、便秘気味だとおならのにおいがきつくなることがあります。
腸の中に古い便がたくさんたまっていることによるものであると考えられます。
切れ痔
赤ちゃんの皮膚は柔らかく、肛門周囲も弱い力で出血しやすくなっております。
便秘によって便が固くなり、肛門に力を入れて力んでしまうことによって、 切れ痔になりやすいといえます。
赤ちゃんの便秘の改善方法
◎ ワセリンやベビーオイルで湿らせた綿棒を、1~2cm肛門に挿入して刺激する
◎ 糖類下剤を使用する
◎ お風呂上がりや汗をかいた後は、さましたお湯や麦茶などをあげるようにする
◎ ベビーマッサージとして、おなかを「の」の字にマッサージする
上記方法でうまくいかない場合や、5日間排便がない場合は、速やかに小児科でご相談ください。 赤ちゃんが便秘にならない食事、栄養素
離乳食には、繊維を含む野菜をたくさん摂りいれるようにしましょう。
特に便秘には、食物繊維の摂取が効果的なので、以下のような食材が有効と言えます。
■ 野菜
さつまいも、かぼちゃ、ごぼうなど
■ 海藻
ひじき、わかめ、海苔など
■ 豆類
納豆、大豆など
■ 果物
バナナ、プルーン
また、乳酸菌を含んでいるヨーグルトをとりえれたりするようにしてみるのも良いでしょう。
他にも、無理なダイエットは便秘の原因となりますので、食事のは適切な量を摂取させることを心掛けてください。
赤ちゃんが便秘にならない予防法
水分の摂取
赤ちゃんの便秘対策には水分量をしっかり保つことが重要です。
赤ちゃん用のイオン水なども市販されていますので、こまめに補給してあげるのもよいでしょう。
トイレトレーニングは適切な時期に
お子様の発達をみて適切な時期にトイレのトレーニングをはじめることが大切です。
トイレでの排便が出来た時はたくさんほめてあげ、出なくても5分ほどトイレに座っていられたらほめてあげるようにしましょう。
トイレでの排便ができるようになったら、早起きをして、朝食後に排便のための時間を設けると良いでしょう。
運動の習慣をつける
日々の運動を習慣づけると腸の動きがよくなります。
特に、足を動かす運動を行って、腸の運動をうながすなどをすると良いでしょう。 ママが心配な我が子のお通じ…赤ちゃんの便秘に関する相談例
相談1:便秘だから、苦しくて泣いているのでしょうか
■ 相談者(年齢非公開/男性)
赤ちゃんが便秘で、ミルクをあげてから、泣きながらきばります。おならはでます。
便秘だから、苦しくて泣いているのでしょうか?
■ 医師からの回答
便秘で苦しくて泣いている可能性は十分にあります。
便秘の最もよい解消法はまずはおなかのマッサージです。
おなかを赤ちゃんが嫌がらない程度のやや強めの力で時計回りにマッサージしてください。
1日3回くらいすればたいていは便が出ます。肛門刺激や便秘薬を飲んでいる場合でも、マッサージを行いサポートしてあげてください。
相談2:生後1カ月半の娘が先日から便秘気味です
■ 相談者(29歳/女性)
生後1カ月半の娘が先日から便秘気味です。
マッサージしても1日半出ず、本人も辛そうだったので綿棒浣腸をしたところ、大量の排便がありましたが、その後また丸一日出ていません。
それまでは1日10回は出ていたのですが、なぜ急に便秘になってしまったのでしょうか?
完母なのですが、授乳回数は変わっていません。母乳が足りていないのでは…と心配です。
■ 医師からの回答
便秘がちで2、3日の1度の排便でも、赤ちゃんが元気でも問題なければ、そのままで良いのですが、苦しがる様子であれば、浣腸をしたり、下剤を使用するなどする必要が出て来ると思います。
相談者様の赤ちゃんは1日半出ないだけでも苦しがってしまうということなので、一度小児科でご相談されておいたほうが良いと思います。
また、母乳不足が原因となることもありますが、体重の増加具合で判断することができますので、小児科受診時に測定して頂くと良いと思いますよ。
相談3:赤ちゃんの便秘解消法はあるでしょうか?
■ 相談者(32歳/男性)
生後2週間の赤ちゃんです。女の子で、母乳で育てています。便秘気味なようで、うんちがあまり出なかったり、母乳をあまり飲めないことがあります。
そのせいか、生まれた時の2736gから体重が増えにくくて心配です。便秘解消法はあるでしょうか?
■ 医師からの回答
赤ちゃんの便秘には、水分不足と母乳不足の場合もあります。特に、生後2週間と言う事なので母乳不足なのかもしれませんね。
便秘の場合、病院でも指導されるのが「綿棒浣腸」です。
大人用の綿棒をほぐして、ベビーオイルやオリーブオイルなどをたっぷりとつけ、すべりをよくして赤ちゃんの肛門に入れたり出したります。ただつつくのではあまり出ない事が多く、しっかりとふくらんでいる部分まで入れることがポイントです。
また、赤ちゃん用の綿棒は細いのであまり効果がないばかりではなく、硬いので直腸の粘膜を傷つけやすいのでおすすめできません。
心配であれば、小児科などで相談されるといいと思います。
最後に編集部から一言
赤ちゃんの便秘はとても心配ですが、様々な改善方法で解消できる場合もあります。
あまりにも便秘が続いたり、赤ちゃんが苦しそうな場合は小児科を受診してくださいね。
(監修:Doctors Me 医師)
もし、我が子のお通じが出なくなったり、苦しそうにしている場合はどのような対応をすればよいのでしょうか。
そこで今回は赤ちゃんの便秘の兆候や、便秘によって引き起こる危険性、改善、予防対策をまとめてみました。
赤ちゃんは便秘になりやすい?

赤ちゃんは、ちょっとしたことがきっかけでうんちが出なくなることはよくありますので、元気で食欲である場合は、1~2日出なくても問題はありません。
また、離乳食に移行すると、腸内に住んでいる細菌の種類変わり、新生児のころと比べてうんちの回数は減ってくる場合もあります。 赤ちゃんの便秘が疑える兆候

赤ちゃんに以下のような兆候、症状が現れた場合は便秘状態となっているので、注意が必要です。
■ お腹がはり、ぽっこりしている
■ 母乳や離乳食をもどしてしまう
■ 元気がない
■ 食欲がない
■ 排便をするときに泣く
■ 肛門が切れる
■ 眠たくもないのに、むずかる
■ 4日以上便が出ない 赤ちゃんの便秘を引き起こす原因

水分不足
赤ちゃんの便秘の原因として、まず挙げられるのが水分不足です。
赤ちゃんは大人以上に汗かきに加え、体が非常に小さいので、少しの体調や気温の変化などで脱水気味になりやすくなります。
特に、夏の暑い時期は汗をよくかくことによって、体内の水分が不足し便秘を引き起こす可能性があります。
母乳の成分
母乳育児の場合、お母さんが脂肪分の多い高カロリーな食事ばかり摂っていると、母乳の成分が変化し、赤ちゃんが便秘になる危険性があります。
牛乳アレルギー
便秘を引き起こす要因として、 牛乳アレルギーの一つの症状として発症している場合もあります。
腸の病気
以下のような先天性の腸の病気によって、赤ちゃんが便秘を引き起こしている場合も考えられます。
■ ヒルシュスプルング病
生まれつき腸の神経節細胞がないため、 慢性の便秘を引き起こします。
腸の神経節細胞は消化管の動きをつかさどるため、重篤化すると、 腸閉塞につながり命にかかわる危険性もあります。
■ 鎖肛
先天性の肛門の奇形で、「直腸肛門奇形」とも呼ばれます。
生まれつき肛門が閉じてしまっているので、排便が困難となり便秘につながることがあります。
赤ちゃんの便秘が引き起こす症状

おならのにおいがきつくなる
大人と同様、便秘気味だとおならのにおいがきつくなることがあります。
腸の中に古い便がたくさんたまっていることによるものであると考えられます。
切れ痔
赤ちゃんの皮膚は柔らかく、肛門周囲も弱い力で出血しやすくなっております。
便秘によって便が固くなり、肛門に力を入れて力んでしまうことによって、 切れ痔になりやすいといえます。
赤ちゃんの便秘の改善方法

◎ ワセリンやベビーオイルで湿らせた綿棒を、1~2cm肛門に挿入して刺激する
◎ 糖類下剤を使用する
◎ お風呂上がりや汗をかいた後は、さましたお湯や麦茶などをあげるようにする
◎ ベビーマッサージとして、おなかを「の」の字にマッサージする
上記方法でうまくいかない場合や、5日間排便がない場合は、速やかに小児科でご相談ください。 赤ちゃんが便秘にならない食事、栄養素

離乳食には、繊維を含む野菜をたくさん摂りいれるようにしましょう。
特に便秘には、食物繊維の摂取が効果的なので、以下のような食材が有効と言えます。
■ 野菜
さつまいも、かぼちゃ、ごぼうなど
■ 海藻
ひじき、わかめ、海苔など
■ 豆類
納豆、大豆など
■ 果物
バナナ、プルーン
また、乳酸菌を含んでいるヨーグルトをとりえれたりするようにしてみるのも良いでしょう。
他にも、無理なダイエットは便秘の原因となりますので、食事のは適切な量を摂取させることを心掛けてください。
赤ちゃんが便秘にならない予防法

水分の摂取
赤ちゃんの便秘対策には水分量をしっかり保つことが重要です。
赤ちゃん用のイオン水なども市販されていますので、こまめに補給してあげるのもよいでしょう。
トイレトレーニングは適切な時期に
お子様の発達をみて適切な時期にトイレのトレーニングをはじめることが大切です。
トイレでの排便が出来た時はたくさんほめてあげ、出なくても5分ほどトイレに座っていられたらほめてあげるようにしましょう。
トイレでの排便ができるようになったら、早起きをして、朝食後に排便のための時間を設けると良いでしょう。
運動の習慣をつける
日々の運動を習慣づけると腸の動きがよくなります。
特に、足を動かす運動を行って、腸の運動をうながすなどをすると良いでしょう。 ママが心配な我が子のお通じ…赤ちゃんの便秘に関する相談例

相談1:便秘だから、苦しくて泣いているのでしょうか
■ 相談者(年齢非公開/男性)
赤ちゃんが便秘で、ミルクをあげてから、泣きながらきばります。おならはでます。
便秘だから、苦しくて泣いているのでしょうか?
■ 医師からの回答
便秘で苦しくて泣いている可能性は十分にあります。
便秘の最もよい解消法はまずはおなかのマッサージです。
おなかを赤ちゃんが嫌がらない程度のやや強めの力で時計回りにマッサージしてください。
1日3回くらいすればたいていは便が出ます。肛門刺激や便秘薬を飲んでいる場合でも、マッサージを行いサポートしてあげてください。
相談2:生後1カ月半の娘が先日から便秘気味です
■ 相談者(29歳/女性)
生後1カ月半の娘が先日から便秘気味です。
マッサージしても1日半出ず、本人も辛そうだったので綿棒浣腸をしたところ、大量の排便がありましたが、その後また丸一日出ていません。
それまでは1日10回は出ていたのですが、なぜ急に便秘になってしまったのでしょうか?
完母なのですが、授乳回数は変わっていません。母乳が足りていないのでは…と心配です。
■ 医師からの回答
便秘がちで2、3日の1度の排便でも、赤ちゃんが元気でも問題なければ、そのままで良いのですが、苦しがる様子であれば、浣腸をしたり、下剤を使用するなどする必要が出て来ると思います。
相談者様の赤ちゃんは1日半出ないだけでも苦しがってしまうということなので、一度小児科でご相談されておいたほうが良いと思います。
また、母乳不足が原因となることもありますが、体重の増加具合で判断することができますので、小児科受診時に測定して頂くと良いと思いますよ。
相談3:赤ちゃんの便秘解消法はあるでしょうか?
■ 相談者(32歳/男性)
生後2週間の赤ちゃんです。女の子で、母乳で育てています。便秘気味なようで、うんちがあまり出なかったり、母乳をあまり飲めないことがあります。
そのせいか、生まれた時の2736gから体重が増えにくくて心配です。便秘解消法はあるでしょうか?
■ 医師からの回答
赤ちゃんの便秘には、水分不足と母乳不足の場合もあります。特に、生後2週間と言う事なので母乳不足なのかもしれませんね。
便秘の場合、病院でも指導されるのが「綿棒浣腸」です。
大人用の綿棒をほぐして、ベビーオイルやオリーブオイルなどをたっぷりとつけ、すべりをよくして赤ちゃんの肛門に入れたり出したります。ただつつくのではあまり出ない事が多く、しっかりとふくらんでいる部分まで入れることがポイントです。
また、赤ちゃん用の綿棒は細いのであまり効果がないばかりではなく、硬いので直腸の粘膜を傷つけやすいのでおすすめできません。
心配であれば、小児科などで相談されるといいと思います。
最後に編集部から一言

赤ちゃんの便秘はとても心配ですが、様々な改善方法で解消できる場合もあります。
あまりにも便秘が続いたり、赤ちゃんが苦しそうな場合は小児科を受診してくださいね。
(監修:Doctors Me 医師)