『2017アジアチャンピオンシップ』開幕へ 日韓両チームが前日練習 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 4月21日、明日の「2017 アジアラグビーチャンピオンシップ」開幕戦となる「日本×韓国」を控えた両チームが会場の仁川南洞アジアドラグビー場で練習をおこなった。

 ホームの韓国代表は昼12時から1時間、全体練習を中心にアタック、ディフェンスで軽めの調整だった。

 2年目のジョン・ウォルターズ監督とディオン・ミュア コーチは会場の上から練習を見守り、グラウンドでは朴誠球コーチ(パク・ソング。元ヤマハ、クボタ)が仕切っていた。

 ウォルターズ監督は「日本のことはあまりわからないが、ハイレベルなチームだ。韓国選手たちは良い戦いを見せてくれるだろう」と話した。就任2年で「韓国ラグビーは少しずつ成長している」と認識している。朴コーチは「去年の秋から2019年のワールドカップに向けて若い選手を起用するようになった。2017年は大切な年になるでしょう」と言う。

 主将のFL金昌珉(キム・ジョンミン)は「昔の韓国が見せた魂を込めたタックルをする」と宣言。かつてジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチと同じ福岡サニックスでプレーしたミュア コーチは「サニックスでプレーした選手がお互いに指導者で戦えることは嬉しい。ジェイミーとは試合後、美味しい韓国焼酎を飲みたいな」と話してくれた。

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韓国代表のミュア コーチ(左)とウォルターズ監督(撮影:見明亨徳)

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韓国代表のFL金主将「魂のタックルを見せる」(撮影:見明亨徳)

 日本代表は午後3時から30分間ほど全体練習、15分間個別練習で終えた。

 全体練習ではNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)キャンプでも見せた激しいアタックを繰り返した。

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