「恥ずかしがり屋」って治るの? (2/3ページ)
具体的には、周りの人から見られている、見られるかもしれないという恐怖感や不安感により、赤面、手の震ええ、吐き気、多量の発汗、頻尿などの症状が出て、次第に人との交流を避けたり、学校や仕事に行けなくなったりして引きこもるようになります。
また、「社交不安障害」は、パニック障害やうつ病など、二次障害を引き起こす可能性もあります。パニック障害とは、お笑い芸人「中川家」の兄・中川剛さんも闘病していましたが、理由もなく突然、動悸やめまい、発汗、息苦しさ、吐き気、手足の震えといった発作を起こす病気のことです。いつ発作がくるのか、本人にはコントロールできない恐怖があるため、「人に合うのが怖い」「外出が怖い」といった具合に、日常生活に支障をきたしてしまいます。
■「恥ずかしがり屋」を克服する方法高木先生によると「恥ずかしがり屋」は病気ではないため、無理に克服する必要はないということでしたね。しかし「恥ずかしがり屋」の人の中には、「人前でもじもじしてしまう自分をなんとかしたい!」と思う人もいるでしょう。そこで最後に、「恥ずかしがり屋」を克服する方法について紹介します。
◇(1)小さな目標の達成を積み重ねる恥ずかしがり屋の原因のひとつは、「自分に自信がない」ことです。そこで自分に自信をつけることからはじめましょう。急に自信をつけるのは難しいので、小さな達成(成功体験)の積み重ねから、徐々に自信をつけていくのがおすすめです。たとえばなるべく駅の階段を使わないで歩く……など。達成できないと、失敗体験が重なってまた自信を喪失してしまうので、必ずできる目標を立てましょう。
目標が達成できたら、思いっきり自分のことを褒めてあげるのがポイントです。他人ではなく自分で自分を褒めてあげることで、他人の目や評価を気にしない、ぶれない評価軸が自分の中に出来てきます。
また、目標は少しずつ上げていってください。一気にハードルをあげてしまうと、達成できずに自信を失ってしまう恐れがあります。そこで「ちょっと頑張ればできそう」なレベルに、目標設定を上げていきましょう。