これぞ滅びの美学!? 1950~70年代の名車と廃車画像を集めてみた (3/4ページ)
GMの高級車ブランドキャデラックから1950年代に販売していた高級2ドアクーペです。全幅は2m、全長は5mを超える巨体を誇り、リアのフィン形状から押しだし感がものすごいフロントマスクまで、2017年現在まで続くアメ車の魅力をすでに完成させていました。
■フォルクスワーゲン・T1(1950~1967)ドイツの国民車構想に基づき設計されたタイプ1(ビートル)をベースに開発された商用車がT1です。名称自体はなくマニアの間では型番で呼ばれることが多いためT1と表記していますが、日本の車好きにはワーゲン バスと言うと通りが良いかもしれません。
フェルディナント・ポルシェによって開発されたタイプ1のシャシーは非常に汎用性に優れており、軍用車のキューベルワーゲンや水陸両用のシュビムワーゲンはもとより、往年の名スポーツカーポルシェ356のベースにも採用されました。そうした汎用性を活かして写真のように、キャブオーバーボディを仮装した商用車がT1です。
■ フォルクスワーゲン・タイプ1(1938~2003)T1のベース車両となった、ナチスドイツによる国民車構想により生み出された名車です。RRのエンジン・駆動レイアウトを採用した小型乗用車で、特にその卓越したデザイン性から今でも高い人気を誇る一台です。1938年から2003年まで、モデルチェンジされることなく70年近くにわたり販売され続け、2000万台以上の車両を生産。世界でもっとも生産・販売されたモデルです。
その優れたRRレイアウトは現在のポルシェ911に、デザイン性はフォルクスワーゲンのニュービートルへと、現在もその流れは受け継がれています。
■BMC・ミニ(1959~2000)イギリスのBMCから販売されていたFFレイアウト採用のコンパクトカー。現在でもミニの名称で親しまれている1台です。現在のコンパクトカーを先取りしていたかのような、使い勝手の良いパッケージングは、登場当初は革命的とまで言われました。