胃が張って痛い! 胃が張る原因と対処法まとめ (3/4ページ)
ただ注意しなければいけないのは自身が感じている「胃の痛み」が本当に「胃の痛み」なのかどうかという点です。胃もたれや胃痛の症状が実は胃ではなく心臓だったり肝臓や胆のう、膵臓だったりする可能性もあります。初めから決めつけで「胃もたれがあるので内視鏡検査をしたいです」というスタンスより、症状や他の気になる症状などもしっかり伝えることも大事です。
総合的に「胃の張り感」を診察してもらい、胃以外の病気の可能性を否定してもらうことも重要です。その上でやはり胃の症状が疑わしければ消化器内科や胃腸科に行きましょう。上部内視鏡検査(胃カメラ)ができる病院やクリニックであれば、より詳しい検査も可能です。
■番外編~胃の張りに潜む病気とは?~ただの食べ過ぎで胃が張って痛いときは問題ないですが、実は胃の張りには怖い病気が潜む可能性もあるようです。胃が張ることで可能性のある病気について紹介します。
◇(1)慢性胃炎慢性的に胃の粘膜に炎症が起こっている状態で、胃ガンの原因にもなるピロリ菌の感染の可能性もあります。ピロリ菌を除菌する(除去する)治療も行えますので症状が持続する場合は医師に相談しましょう。
◇(2)胃潰瘍胃の粘膜やもっと深いところまでただれ、傷がついた状態です。そこから出血したり、さらに悪化すると穿孔(せんこう)といって胃に穴があいてしまう可能性もあります。
◇(3)胃ガン胃の粘膜から発生したガンです。ステージによって治療法も異なり、早期ガンで一定の条件を満たしていれば内視鏡(胃カメラ)でお腹を切らずに手術ができる場合もあります。
◇(4)逆流性食道炎胃酸が胃と食道のつなぎ目や食道に逆流することで食道の粘膜が炎症を起こします。症状は、胸やけや呑酸(どんさん)という酸っぱいものがこみ上げてくる感じになります。
◇(5)呑気症(空気嚥下症)無意識に空気を飲み込んでしまう病気です。症状は胸やけやげっぷなどで、多くの場合は心因性といって、ストレスの多い人や神経症、うつ状態の方にみられます。治療法としては、まず食事内容や姿勢を見直します。それでもなかなか改善が見られない場合は、病院を受診しましょう。