胃が張って痛い! 胃が張る原因と対処法まとめ (1/4ページ)

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胃が張って痛い! 胃が張る原因と対処法まとめ
胃が張って痛い! 胃が張る原因と対処法まとめ

「胃が張って痛い、苦しい」……そんな症状に悩んでいませんか? 胃の痛みには重大な病気が隠れている可能性もあるので適切に対処したいもの。今回は、胃が張る原因や対処法について消化管内科医・中川頌子先生の解説を紹介します。

■胃が張るとは?

まずはじめに「胃が張る」とはどんな症状を指すのでしょうか。医師の中川先生に教えてもらいました。

“胃が張る”とは一般的に、「胃が膨らむことで感じられる胃の痛みや不快感」のことです。単なる食べ過ぎから重い病気までさまざまな原因が考えられますので、自分自身の身体の状態(食事状況や食事内容など)や症状(張り感、痛みがある時間帯や持続時間など)をしっかり観察しましょう。“お腹が張る”という言葉もよく耳にしますが、この場合のお腹は“腸”が張る状態のことを指します。症状を感じる部位によって表現も区別されています。

■胃が張る原因とは?

続いて「胃が張る」原因について見ていきましょう。中川先生によると、食べ過ぎや飲みすぎ以外にも、原因があるといいます。

◇(1)食べすぎ・飲みすぎ

食べ過ぎや飲みすぎによって、消化が追い付いていない場合に胃の動きが悪くなり張りを感じる場合や、大量の食べ物を消化するために大量の胃液が作られ、胃液が過多になること(胃酸過多)で自身の胃の粘膜にダメージを与えてしまい胃痛を感じる場合もあります。

◇(2)過剰な空気を飲み込んでしまう

必要以上に空気を飲み込んでしまうことで生じる胃の張りもあります。原因としては、早食いや食べすぎをはじめ、炭酸飲料水やビールの飲みすぎや発酵食品の過剰摂取など……、生活習慣が大きく影響しています。これ以外では、「ストレス」が原因となり、歯を食いしばったり唾を飲み込むことで、一緒に空気を飲み込んでいることが挙げられます。

◇(3)器質的疾患(組織の障害により引き起こされる疾患)

慢性胃炎、胃潰瘍、胃ガンなどが原因で胃の動きが悪くなり食べたものがスムーズに消化されず胃の中にとどまることで張りを感じます。

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