いろんな意味で禁断の果実。5つのギネス記録を持つ「ココ・デ・メール(フタゴヤシ)」の種子に関する歴史と伝説 (2/4ページ)

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 巨大で独特な形をしたこの実を拾った人間たちは、さらに海外へ売るようになった。当時は強力な媚薬として重宝されたのだ。

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 モルディブ島から世界へ広まったため、この実はモルディブ・ココナッツと呼ばれるようになり、それが現在も学名Lodoicea maldivicaとして使われている。・かつては王族の宝物扱いだった
 ココ・デ・メールの実が海に落ちると、その重量とぎっしりした密度のため、浮かばずに海底へ沈んでしまう。だが長い間、海底にとどまるうちに、外皮がふやけて剥がれ落ち、朽ちた果肉が露出してガスが発生する。浮力がついた実は再び海面に浮上する。

 海の底から浮き上がってくる実を見た多くの船乗りたちが、これらはインド洋の海底の森で育ったものだと考えた。そのため、フランス語で"海のココナッツ"という意味のココ・デ・メールという名前がついた。

 当時、ココ・デ・メールは非常に貴重品で、海中や海岸で見つかった実はすべて、当地の王のものになった。王はこれらを高値で売ったり、豪華な贈り物にした。中東の王子や神聖ローマ帝国のルドルフ二世も、この珍しい宝に財産をつぎこんだという。

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・ココ・デ・メールの木がさらなる伝説を生む
 実の原産地であるセーシェル諸島でココ・デ・メールが発見されたのは、18世紀半ばに探検家がこの島を発見した時だ。

 そこでまた新たな驚きの発見があった。
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