個人事業主が開業時に知っておきたいこと3選 (2/3ページ)

まいじつ

青色申告には65万円の控除以外にも、赤字が3年間繰り越すことができることや、30万円未満の減価償却資産は一括で経費にできる(白色の場合は10万円未満)といった様々なメリットがある。デメリットは確定申告の手間が増えることだが、経理ソフトなどを使えばそこまで大変ではないのでぜひ青色申告を選んで頂きたいものだ。

名刺の肩書情報はどうする?

会社に所属していた頃は、会社側が肩書を用意してくれて、名刺のデザインも会社が用意してくれたものをそのまま使っていただろう。しかし、自営業となると自分で名刺のデザインを考えたり、印刷したり……自分で作成しなければならない。飲食店など店舗を構える場合であれば“店長”などで良いので簡単だが、フリーランスとして自営業をする場合などは悩むかもしれない。

かなりこだわった肩書を名刺に記載する人もいるのだが、基本的に何者なのかわからないので、やめておいた方がよい。無難に屋号(※)の後に職種を入れておくか、《職種+代表》と付ける方のが適切だろう。例えば、“「屋号」代表ライター”や“「屋号」代表プログラマー”のといったものである。ちなみに、代表取締役などの肩書は株式会社など会社法の定める範囲でしか名乗ることが出来ないので、取扱には注意が必要である。

※ 屋号には、店名やサービス名、法人でいう会社名などが当てはまる。(例:○○精肉店や△△書店など)

確定申告をする為に普段からやっておけば楽なこと

普通に仕事をしていた頃であれば、経理に携わっていない限りはやることがなかった経理の仕事も、自営業では自分でこなす必要がある。もちろん、それなりに収益をあげられるようになれば税理士に丸投げということもできるが、開業当初はそういうわけにはいかないことが多い。

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