中古車の輸出先はどの国が多いの? 廃車となったクルマの処分先について知ろう (2/3ページ)

イキなクルマで

さて、海外から見ると日本のクルマの購入サイクルは「10年 or 10万kmで捨てるとかウソだろ?」と言われてしまいかねないくらい異常なハイペースです。「アレ? じゃあ、日本では買い手が付かない古いクルマでも買うのかい?」と言うと「え? むしろ日本で走ってて、日本でメンテナンスされたクルマが手に入るんですか!?」と、なるわけです。

よく考えると日本という国の環境ってクルマにとってはそれほど過酷な環境ではないんです。海外では砂漠だのジャングルだのですから。にも拘らずそんな環境でも走る高い信頼性と耐久性があります。海外から見れば“この上なく状態の良い中古の日本車”が手に入ることになり、非常に人気が高いのです。

日本中古車輸出業協同組合からは輸出国別での統計が出ております。2017年2月の輸出台数は

1位 アラブ首長国連邦(UAE) 1万3321台(前年比83.6%)

2位 ニュージーランド 1万2493台(前年比126.3%)

3位 ミャンマー 1万85台 (前年比82%)

以下 20位まで発表されており、この月は合計で10万台を超えています。2016年は1年間で118万台が輸出されています。地域で見るとアジア圏の国が多いのですが、どこもクルマにとっては過酷な環境ですね。

ここ数年で輸出台数が増えた国がミャンマーです。民主化政権誕生によって、経済市場がかなりオープンになりましたので、ここでのビジネスチャンスを掴もうという動きがありましたが、2017年1月から最大都市ヤンゴンでの渋滞緩和を理由として右ハンドルの中古車に強い輸入規制を打ち出しており、今後は順位が入れ替わる可能性があります。

■統計に表れない輸出車が存在する?

さて、解体されたクルマはエアバッグやエアコンガス等の環境にとって有害な物を処分した後は、再利用されます。細かく分別・粉砕して再び使える資源としてリサイクルされるという場合もありますが、そもそもクルマはいくつものパーツが組みあがってできた製品です。パーツ単体でも十分に価値があります。

そこで考えだされた輸出方法がノックダウン輸出というものです。

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