中古車の輸出先はどの国が多いの? 廃車となったクルマの処分先について知ろう (1/3ページ)
一般的に言われている「廃車」は正式には「永久抹消登録」と言われます。これはそのクルマを解体処理して公道を走る用途に使用することを永久に止めるということです。
現在走っている多くのクルマには「リサイクル券」が発行されているかと思います。エアバッグやエアコンガスなどの処分時にかかる解体処理費用を支払っていることの証明であり、ここに記載されている移動報告番号と解体された日付が記載された書類が解体業者より発行されます。この時点でエアバッグなどが取り外され、クルマはバラバラの状態となります。
■輸出するための抹消登録がある抹消登録というのは日本の公道を走らないというクルマに対して適応されます。つまり日本の公道以外で走る分には登録義務も無いので車検証やナンバープレートも不要です。例としてあげるならサーキットや農場・牧場の敷地内だけを走るクルマなんかがこれに該当します。ついでに言えば運転免許も不要です。
では、日本の道路交通法や道路運送車両法が及ばない海外についてはどうなのでしょうか? これも日本の公道を走る用途に使用されなくなっているので、海外に輸出されれば国土交通省の管轄から外れて、その登録情報も抹消されます。この際の抹消方法が輸出抹消登録です。これはクルマとしての形を留めたまま輸出する際には必要な手続きです。
■日本で廃車されるようなクルマでも、海外では人気日本では「10年 or 10万km走れば買い替え」なんて言われます。つまり、まだ走れるクルマであってもそれぐらいの期間で手放されているということです。年式の古いクルマは環境負荷が大きく、自動車税・重量税の税率が上がるといったことや、ユーザー視点からみても現行のクルマと比較すると燃費性能が劣るという形で見えるので……というのが理由として考えられるでしょうか。(環境負荷云々については、10年 or 10万kmで使い捨てして、新しいクルマを作るときの環境負荷はどうなんだ? という別の問題もあります。