ツイとマフィが先発で激突、勝者はレッズ。クルセイダーズは11連勝

ラグビーリパブリック

 6月のテストマッチで日本代表への合流が期待されるバックローワーのツイ ヘンドリックとアマナキ・レレィ・マフィが13日、スーパーラグビーの舞台で別のチームに分かれて対戦した。ツイはレッズの6番をつけ後半15分までプレーし、マフィはレベルズのNO8で先発フル出場。メルボルンでおこなわれたこの試合は、アウェイチームのレッズが29-24で制し、3勝8敗(勝点16)となってオーストラリア・カンファレンス2位に浮上している。来季から3チーム削減となるスーパーラグビーにおいて除外候補のひとつと噂されているレベルズは、これで1勝1分8敗(勝点8)となった。

 ツイはタテへの力強いランでチーム2トライ目のきっかけをつくるなど、勝利に貢献。マフィはジョージ・スミスなど相手のキーマンにプレッシャーをかけ、ブレイクダウンでも激しくファイト、タックルとボールキャリーの数はチーム最多だった。

 試合はホームサイドのレベルズが後半に盛り返して12点差を追いついたものの、レッズは24-24で迎えた後半38分、CTBサム・ケレヴィが勝ち越しのチーム5トライ目を挙げ、勝利とともにボーナスポイントも獲得した。

 なお、この日はニュージーランドのクライストチャーチでも注目の一戦がおこなわれ、開幕から唯一無敗のクルセイダーズが国内のライバルである昨季王者のハリケーンズを20-12で下し、11連勝(勝点50)としている。ハリケーンズは8勝2敗(勝点38)となった。

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クルセイダーズはハリケーンズにトライを許さなかった(Photo: Getty Images)
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