「感情」を使う仕事「感情労働」とは? ~仕事から「心」を守る方法~ (4/4ページ)
自分も気が楽になりますし、相手も大きな期待をしていないからこそ満足度を得やすくなります。いつも最高のサービスを提供するのは理想ですが、それでは提供する側の身が持ちません。「無理なく提供し続けられる」状態を、自分自身で保っていきましょう。
また、仕事に慣れないうちは、プラスαのサービス(感情労働)を自分に課すのはやめましょう。そういう時は、本来の仕事・サービスを優先するのか、接客や応対を優先するのかを明確にし、どちらも中途半端にならないようにすることで、気持ちが楽になります。
◇(3)“裏の顔”は、あっていい
私たちは“感情を持って生まれた人間”です。ミスをして悲しむこともあれば、褒められて喜ぶことだって当然あります。私たちの多くは感情があることが「当たり前」であり「自然」なのです。このことをまずは受け入れ、否定するのをやめましょう。
辛いときに弱音を吐くのは自然なことです。しかし“自分がやりたくてはじめた仕事”に就いてる人の中には、不満を持ったり弱音を吐くことは「いけないこと」「許せない!」と思う人もいるでしょう。その気持ちはわかりますが、「嫌だなぁ」「めんどくさいなぁ」と自分の中に湧き出た感情を否定すると、自分を追い詰めてしまいます。
人間、心に余裕がなくなると、仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、不幸になってしまいます。弱音や愚痴を吐く「裏の顔」も含めてあなたという人間です。そのことをどうか否定せず、適度に気持ちを吐き出すことで、「明日もがんばろう!」と明日の気力につなげましょう。
■まとめ
「感情労働」について紹介してきました。いかがでしたか? 相手の期待に応えようと、最近仕事を頑張りすぎていたかも……と思った人も少なくないでしょう。自分の心の声に耳を傾けることは、あなたの健康と幸せを守るために大事なことです。心が疲れていると感じるときは、必要最低限の仕事をこなすなどして、自分を守りましょう。
(監修:ゆうきゆう)