皮膚科医が教える! 顔のむくみをスッキリ解消する方法 (3/4ページ)
■顔のむくみを予防する方法
顔がむくんでしまうと、解消まで数時間は必要になります。それでは、そもそもむくまないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。むくみを予防する食習慣や生活習慣について教えていただきました。
◇顔のむくみを予防する食習慣
松島:むくみを予防するために、以下の2つのポイントを意識してみてください。
☆塩分を摂りすぎない
塩分を過剰摂取すると、体は塩分濃度を下げるために水分を欲します。すると、喉が渇いて水分をたくさん摂取してしまい、体に水分が溜まってむくんでしまうのです。
☆アルコールを過剰摂取しない
アルコールの過剰摂取によって血中のアルコール濃度が高くなると、それを緩和しようとして血中に水分を取り込み、血管が拡張します。すると、最初に「むくむとは」で説明した間質液に水分が漏れ出し、結果むくんでしまうのです。
◇顔のむくみを予防する生活習慣
松島:適度な運動が大切です。筋肉はポンプの役割を果たして血液の循環を手助けしてくれるため、筋肉量が極端に少ない人や、体を動かさない人は、血液やリンパの流れが滞ってむくみやすくなります。
■顔のむくみに隠れる病気のサイン
顔のむくみを予防するには、塩分やアルコールの過剰摂取を控え、適度に運動することが大切だとわかりました。しかし、顔のむくみには病気が関係していることもあるようです。顔のむくみが取れないときに考えられる病気の可能性について、松島先生に教えていただきました。
松島:顔のむくみとして現れる病気には、主に以下の2つが考えられます。
☆腎臓の病気
腎臓は、老廃物を尿として排泄する働きだけでなく、体内の水分量を調節する役割も担っています。例えば、真夏に水分を取っていないとき、尿量は少なくなりますよね。逆に涼しい場所で水分をたくさん摂取すると、トイレが近くなります。なんらかの原因によって腎臓の機能が低下してしまうと、体の水分調整機能がうまく働かず、むくみとして現れるのです。