江戸時代の怪談といえば…「本所七不思議」にはいったいどんな話があったの? (2/2ページ)

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言われた通りに足を洗うと、大人しく戻り、天井も元の状態に。この屋敷の主が同僚の旗本に相談して、屋敷を交換したら、不思議な現象は起こらなくなった、という話。

落葉しない椎の木

全く葉が落ちるわけではないはずの常葉樹なのに、誰も葉が落ちたのを見たことないという話。ちなみに、場所は現在の領国公会堂で、平戸新田藩・松浦豊後守の上屋敷にあった木のこと。

消えずの行灯

夜道に蕎麦の屋台を見つけて近づいたら、行灯がついたままで主人はおらず。行灯を消そうとしてもすぐについてしまい、無理に消そうとしたら不吉なことが起きる、という話。

送り拍子木

火の用心、火の用心の拍子木を打ちながら夜回りをしていると、後ろからも同じように拍子木を打ち鳴らす音が聞えてくる、という話。

この本所七不思議は、庶民だけでなく知識人の間でも、話題になっていたそう。享保17年(1732)に発行された地誌「江戸砂子」にも、怪談や怪奇現象が記されていたとか。江戸を語るとき、切っても切り離せないものが、この本所七不思議なのですね。

参考文献:古地図でめぐる江戸の怪談

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