ハッシーの地方競馬セレクション(5/24)「第62回大井記念(SII)」(大井) (1/2ページ)

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ハッシーの地方競馬セレクション(5/24)「第62回大井記念(SII)」(大井)

 本調子ではなかったか・・・。先週川崎競馬場でおこなわれた「第9回川崎マイラーズ(SIII)」。本命に推したきりっとした顔立ちでイケメンなところがディーン・フジオカのようなセイスコーピオンは、ややふわっとしたスタートを切り、少し押してポジションを取りに行く。理想のポジションよりも一列後ろからの競馬となる8番手の位置取り。いつもより行きっぷりが悪く、向正面から追っ付け通しとなり、中ほどではムチが入るほど。それでも徐々に先頭との差を詰め、4コーナーでは射程圏に入れるが、直線での脚は本来の鋭さがなくじわじわと伸びるだけの6着。スタートから道中の行きっぷり、休み明けでの−12kgを考えると、本来のデキではなかったのでしょう。しかし、その状態でも終いじわじわながらも伸びてきたのは力がある証拠。今後もこの馬から目が離せません。

 さて、今週は「第62回大井記念(SII)」が大井競馬場で行われます。過去の勝ち馬にはハシルショウグン、アブクマポーロなど、南関東を代表する名馬が名を連ね、上位2頭には帝王賞への優先出走権が付与されます。

 本命には、色白で爽やかな笑顔が三浦春馬のようなケイアイレオーネです(ケイアイレオーネの笑顔も爽やかですよ・・・きっと)。南関東へ移籍後、中央との交流重賞以外は複勝圏内を外していない堅実派。今年緒戦となった報知オールスターC(SIII)では、3コーナーからマクリ、4コーナーで先頭に立ち押し切る強い競馬。前々走の川崎記念(JpnI)では、強力な中央馬の前に7着と敗れましたが、それでも地方馬ではハッピースプリントに次ぐ2番目。前走は2歳時以来の1400m戦でしたが、速い流れに戸惑うことなくテンからスピードに乗り、直線でもしっかりと伸びて見事1着。それも斤量59kgを背負ってのものだから恐れ入ります。今回も順調に調整され、しっかりと力を出せるデキに仕上がっています。唯一の不安は、前走1400mを使ったことで行きたがってしまわないかという点ですが、そこは大井の帝王・的場文男騎手。しっかりと御してくれるでしょう。

 相手本線は、出川哲朗のように息の長い活躍をしているユーロビートです。中央時代も含めて勝利した9勝はすべて2000m以上。まさに長距離戦はお任せと言わんばかりの戦績です。

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