世界三大レース特集:すべては最速の称号のために。インディ500【3か月連続連載企画】 (3/3ページ)

イキなクルマで

■IMSの見どころは?photo by CZmarlin(CC 表示 3.0)

オーバルコースのため、IMSはどこを切り取っても絶えずバトルが起こっていて見る者を絶対に退屈させないところが大きな特徴といえるでしょう。4つのターンがありますが、ドライバーいわく「すべてのターンで性格が異なり、走り方も変えなければならない」とのことです。コースレイアウトの特性上走行ラインの自由度も少なく、場所の奪い合いとなるのもこのレースの見どころとなります。またストレートでもバトルは見られ、3ワイド、4ワイドは当たり前。ドラフティング(スリップストリーム)による超接近戦もあり、手に汗握るスリリングな展開は見逃せません。

■下馬評どおりアンドレッティ軍団優勢か?アロンソは?フェルナンド・アロンソ選手(photo by 本田技研工業株式会社)

冒頭にも記したとおり今年のインディ500はフェルナンド・アロンソが参戦するということで、いつにも増して注目度が高いレースとなっています。5月3日に行われたテストはネットで生配信され、2万人が視聴したといわれています。確かに彼の適応能力の高さから考えると優勝争いには加われるかもしれませんが、優勝できるかといえば疑問が残る部分もあります。それはやはり、オーバルをホームとする百戦錬磨の猛者たちの存在が大きいからでしょう。順当にいけば、やはりここ3年で2勝を上げているアンドレッティ・オートスポート(AA)勢がもっとも優勝に近いといえるかもしれません。大量6台をエントリーするAAですが、その中でも優勝候補筆頭とされるのは、ライアン・ハンター‐レイです。もちろんAAといえば、唯一の日本人である佐藤琢磨も忘れてはなりません。また、昨年燃費作戦が功を奏し優勝したアレクサンダー・ロッシの連覇となるかというところもポイントでしょう。

第101回となる今年のインディ500は、いよいよ5月28日12時19分(日本時間5月29日1時19分)スタートです。今年はいったい誰が勝利の美酒ならぬ牛乳に酔いしれるのか?ぜひ注目したいところです。

【関連項目】

【3か月連続連載企画】世界三大レース特集:マイスターを目指して。モナコGP

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