人体に無害な除草剤。それを証明するために自ら除草剤を飲み干した会社社長と博士(ベトナム) (2/3ページ)
ところが漢方薬による治療に出会ってついに治癒した。それから、彼女は植物の効用に夢中になり、この革新的な除草剤の開発に13年間を費やした。
この除草剤のプレゼンで、Hungは農家が作物に害を及ぼすことなく雑草を根こそぎにできる、さまざまな植物性商品のことを明らかにした。
これら商品のメカニズムについて訊かれると、雑草の種の発芽を妨げてその成長を阻害したり、雑草の葉に塗って光合成をできなくして枯らしたりする仕組みだと説明した。
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・除草剤にはミント味やミルクティー味がある
この除草剤の味については、ミント味やミルクティー味があるという。いずれも基本的に植物性で、その成分はマイクロバイオテクノロジーで加工処理されているという。
このちょっと変わったプレゼンに出席していたベトナム農業省の高官は、マスコミに対してHungの主張はとても信じがたいと話した。
「今日、ここで披露されたような特性をもつ商品を作ることができる国は世界中探してもないだろう。もし、Hungが本当にそんなものを作ったのだとしたら、彼女はスーパーヒーローになる」
同社の幹部は、一部の商品は飲用できるが、だからといってすべてが農業分野全体で自慢できるほどの除草効果をもつわけではないとつけ加えている。