このままだと「もやし老後」!? 30代からイメージしておくべきお金のコト (6/7ページ)
購入は自分の資産になったり、ローン完済後は負担がすくなるけど、大きな借金を背負うことになるし維持費も必要になります。
それぞれのメリット・デメリットを整理して、自分が何を優先させたいのかを考えて決めることが大事ですよ。
P:絶対購入したほうが得だと思ってました。確かに購入したものの事故とか病気とかで返済できなくなってしまうリスクもありますよね。
でもやっぱりマイホームほしいな〜! 購入する場合は何か気をつけることありますか?
N:購入する場合は、物件を見る前にローンのシュミレーションを必ずしてください。「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」で返済計画を立てる、これが大事です!
もっとも苦しくなってしまうパターンは、物件を見つけてからそれを買うためにローン計画を立ててしまうこと。購入したのはいいけど、返済に追われて今の生活を楽しめなくなってしまうのは避けたいですよね?
無理のない返済計画を立てれば、住宅ローンはマイホームを手に入れる強い味方になりますよ。
P:物件を見てからローンシュミレーションするのが普通だと思ってました……。
「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」ですね! 無理せず身の丈に合ったものを選ぶってことか〜。
N:そう! 最初に自分が購入できる価格を把握しておけば、その価格の範囲内で納得するものを選べばいいんです。
無理をして身の丈に合わない家を買ってしまったがために、将来子どもが生まれたとき、教育費を削らなければいけない……なんてことにもなりかねませんから。
P:そういえば教育費ってどれくらい必要なんですか? 三大支出っていうくらいだからけっこうかかるんですよね?
N:公立と私立ではだいぶ金額に差が出ますが、幼稚園〜大学まで公立なら約1,535万円。ところが私立になると約1,656万円にもなるんです。