社長が全身タイツのヒーローに変身!? オールドカンパニーを変える経営改革の全貌 (4/4ページ)
だからこそ、社長個人のプライドにかかわる「痛点」をなくすことが重要なのだと著者は述べる。
また、江上氏は社内では「社長」ではなく「喜朗さん」と呼ばれており、江上氏も社員をあだ名や、名字ではなく名前で呼んでいるという。ここにも社員の力を発揮させる秘訣がある。
「社長」「部長」という役職名にはメタメッセージとして相手との上下関係が含まれている。役職名を言ったり聞いたりするだけで、部下としては「上司の言うことに従おう」と思ってしまう。
社長のワンマンチームにしたいのであればそれでも良いかもしれないが、チームとして総力を発揮する経営を目指すのであれば、呼び方には工夫をするべきだ、と著者は述べている。
社員とのコミュニケーションを深めて絆が生まれれば、改革は成し遂げられる。そして、顧客とのコミュニケーションを続ければ、経営は大きく変わっていく。
そのためには経営者自らが、どのように人と向き合うかが大切なのだ。
(ライター:大村佑介)