アニサキスは噛めば大丈夫?欧米も寿司ブームで寄生虫が流行中 (1/4ページ)

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アニサキスが寄生している魚介類を私たちが食べると、急な腹痛を起こし 食中毒になることがあります。

欧米でも近年、アニサキス症の症例が増加していることが報告されています。( 参考)

今回は、アニサキスについて医師に詳しく解説していただきました。 アニサキスとは
白い糸のような2、3cmの寄生虫です。

サバ、サケ、アジ、いか、タラなどの魚介類に寄生し、 それを食べると、胃壁に噛みつき、 しばしば猛烈な痛みを起こしますが、時に無症状の場合もあります。

内臓だけでなく他のところにも住んでいるので、 お刺身やシメサバなどには潜んでいることがしばしばあります。 海外と日本でアニサキス症が増加した背景
海外では生魚を食べる習慣があまり無かったところに、 寿司ブームでアニサキス症が増えてきているようです。

日本では昔からアニサキスは多く、報告件数はこの数年は120〜130件とされています。

実際にはあまりにありふれており、内視鏡医にとっては当たり前すぎて1999年に食中毒として保健所に報告が必要になった後も、 いちいち報告していないのが現状と思われます。

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