“字が読めない”は学習障害?通学してから気付く子どもの症状を解説 (2/4ページ)
子どもの学習障害では、MRIなどの一般的な画像検査では異常は見つかりません。しつけや教育が悪かったということでもありません。 読字障害(ディスレクシア)

見た文字を読むことが難しい障害です。
症状
・文字を見ると団子のように固まって見える
・となりの行の文字と重なって見えるためどこを読んでいたのか分からなくなる
・文字を知らないわけではないのに、文章になるとつなげて読めない
・漢字の音読みと訓読みを使い分けることが不得意
・日本語には苦労しなくても英語は不得意、またはその逆
・「れ」「ね」、「シ」「ツ」など似たような字の見分けが普通以上に難しい
上記のような症状から、目が悪いのかと眼科で検査を受けても、視力や眼球には異常が見られません。 書字表出障害(ディスグラフィア)

書こうとすると鏡文字になったり、見本を書き写すことができないといった状態です。また、ディスレクシアと重複することもあります。
症状
・書き順がおかしい
・独自の文字を作り出してしまう
・特に画数の多い漢字には苦労する
・「羊」のように複数の線が平行に並ぶ字について、3本なのか4本なのか分からなくなる
・文字の大きさをそろえて、行に沿って書くということが苦手
・黒板の文字をノートに写すのに手間取り、内容を理解する暇がない
成績が悪い・勉強が嫌い・集中力がないとされる子どもの原因を調べてみるとディスレクシアやディスグラフィアが隠れていることがあります。