【世界の絶景】まるで空中散歩、世界遺産の街とアドリア海を見渡すドゥブロヴニク城壁ウォーク (1/3ページ)
「アドリア海の真珠」と称えられる、クロアチアのドゥブロヴニク。城壁に囲まれた旧市街は、まるごと世界遺産に登録されています。
「一生に一度は訪れたい街」として、世界中から旅行者が集まるドゥブロヴニクでのメインイベントのひとつが城壁ウォーク。
単に城壁の上を歩くだけ、と侮るなかれ。全長1940メートルの城壁ウォークは、空中散歩さながら。すでに見たドゥブロヴニクの風景が、まったく違うものに見えてくるのです。
城壁の上からは、旧市街のメインストリート、プラツァ通りを行きかう人々もこんなに小さく。
鳥のような視点から、旧市街とその周辺を見渡しながらの城壁ウォークは最高に気持ちがいいですよ。
ドゥブロヴニクの旧市街を囲む城壁が築かれたのは、街の誕生から間もない8世紀のこと。その後、15~16世紀の改修で要塞や見張り塔などが整備され、現在のような姿になりました。
城壁の遊歩道への入口は全部で3ヵ所。入場料は150クーナと高額なので、城壁ウォークを楽しむ日はドゥブロヴニク・カードを利用し、他の対象施設と併せて観光するのがおすすめです。
城壁の上は階段や坂が多いので、歩きやすい靴は必須。夏期には、水や帽子など熱中症対策をして出かけましょう。
最高で25メートルの高さを誇る城壁にのぼると、視界が一変。旧市街をさんざん歩き尽くしていたとしても、下道とは見える風景がまったく異なります。