これってうつるの? 指のイボの原因と治療法【医師が解説】 (1/2ページ)
指のイボは気になる不調。作業をしているとふと目に入る部分だけに、ついいじってしまう箇所ですよね。でも、なぜ指にイボができてしまうの? 今回は、指にイボができる原因と治療法について、北青山Dクリニックの皮膚科専門医・福永麻紀先生にお話しを聞きました。
■指にイボができる原因とは
そもそもイボって何? まずはその正体と原因について、解説をしてもらいました。
指にできるイボのほとんどは、ウイルス性のイボ。尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と言い、目に見えないような小さな傷口からHPV(ヒト乳頭腫ウイルス)という菌が入り発症します。指以外の場所にもできるイボですが、水仕事などで荒れがちな手は、感染する可能性が高いと部位と言えますね。
このイボは放置しているとだんだんに増えていくイボですので、注意が必要です。たとえば、人差し指にできたイボがほかの指にもできてしまったり、指にできたイボが足にうつってしまったり……。よくふれ合う場所にうつることが多いです。少し触れただけで感染するようなものではありませんが、接触により他人に感染する恐れもあります。似た形状のイボが複数できてしまった場合は、菌が増殖している可能性が非常に高いと言えます。すぐに病院で診察を受けるようにしてください。
ほかにも、「ガングリオン」や「血管拡張性肉芽腫」という、うつらないタイプのイボが指にできることもあります。これは1個だけ単発でできるのが特徴で、ほかの場所にうつることはありません。できてしまう原因は解明されていないのですが、ほとんどのものが良性です。と言っても、やはりよく使う手にイボがあると気になると思いますので、医療機関で取ってしまったほうが日常のストレスを感じないと思います。
■指のイボの治療法
では、指にイボが出来てしまった場合、どんな治療が有効なのでしょうか? 焦らず適切な対処をしていきましょう。
◇イボは病院での治療がおすすめ
うつるイボもうつらないイボも、病院で行う治療方法は大きく変わりません。治療方法としては、基本的には「液体窒素で焼く」という方法がよくとられます。これは痛みを伴う治療になります。