この新種牡馬「血統の法則」で一攫千金!(2)ディープの半弟に「隠し球」が! (2/2ページ)
2歳の初めからというより、長い目で見てやりたい」(前出・加藤氏)
古馬になってGIでは足りないが、主に2500メートル以上の距離で活躍する、というタイプのようである。
内国産種牡馬に目を移すと、ローズキングダム、ロジユニヴァースも気になるところ。だが前者は母父がサンデーサイレンスであるため配合に難しさがあり、後者は引退時期が遅れたことがネックとなっている。初年度に結果を出せないと苦しい種牡馬生活を強いられることになりそうだ。
最後に隠し球的な新種牡馬を。
「ダイワメジャー産駒初の種牡馬デビューとなるトーセンロレンスは、セレクトセールで超高値が付いたディープインパクトの半弟。残念ながら競走馬としては未出走のまま終わりましたが、血統のよさを買われて種牡馬入り。JRAに登録がある馬は4頭だけながら、全て島川隆哉オーナーが自分の牧場で手塩にかけて育ててきた馬で、評判も上々です」(前出・競馬ライター)
その中の有望馬トーセンウインクは調教でかなり速い時計を出しており、3回東京でデビュー予定。どんな走りをするか、注目だ。