精液量により妊娠確率は変わる?正常な基準値と男性不妊について (3/3ページ)

Doctors Me

精液の検査内容
受診科目
精液検査は、不妊治療を行っている産婦人科で行われる場合と、泌尿器科で行われる場合があります。

採取する精子の基準
WHO基準は、禁欲2〜7日後に採取した精液を解析した結果から作られています。
実際に何日禁欲したうえで検査するかは各クリニックによって異なります。

■ 検査に適さない精子
コンドームには精子を殺す薬が塗られている場合があるため、コンドームをして性交をして放出した精子は検査に向きません。

検査方法
検査を行う病院で、もしくは自宅で採取して一時間以内に検査をします。

1. マスターベーションで採取し、容器に入れる
2. 採取した精子を顕微鏡で見て運動率や形を調べる
3. 遠心分離して濃度や数を数える

■ 検査の判定基準
複数回検査し、一回でも正常所見であれば異常なしとする場合が多いです。 精液の異常によって行われる不妊治療 体外受精・顕微授精
精液の所見が悪い場合、程度に応じて人工授精や体外受精・顕微授精が行われます。

精液には精子がいないが、精巣には存在する場合、精巣を切って精子を取る手術をしたうえで顕微授精を行うことがあります。

高度不妊治療
男性に対して何らかの投薬や治療をして、精液所見を劇的に改善する方法はなく、精液所見が極端に悪いと、女性側に問題がなくても高度不妊治療が必要になることになります。
最後に医師から一言
精液検査は健康診断などで行うものではなく、子どもが欲しいと思って検査しないと、自分の精液の状態は分からないものです。

また、精液所見は変化するものであり、基準値を上回っていれば必ず妊娠できるわけでもなければ、基準値を下回っているからといって妊娠が無理という訳でもありません。

(監修:Doctors Me 医師)

「精液量により妊娠確率は変わる?正常な基準値と男性不妊について」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る