TOKIOの活動が大きく変わる?国分太一『ビビット』降板説の内実

TOKIO・国分太一(42)司会の朝の情報番組『ビビット』(TBS系)の長引く低迷による打ち切り説が、一部メディアで報じられている。同番組は現在、平均視聴率が2%台とあって、同時間帯の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『スッキリ!!』(日本テレビ系)に対し惨敗状態だ。また1月には、番組内での“やらせ問題”が持ち上がり大きなバッシングを受けている。
「国分が朝の情報番組に抜擢されたのも、2015年に結婚した元TBS社員である国分の妻の存在があったからだとも言われていた。しかし、知識の浅さを露呈する場面も度々みられたからか視聴者からの評判は上がらずじまい。2014年にはスポーツ番組『すぽると!』(フジテレビ系)の“編集長”も降板していますが、結局は国分の実力不足というところでしょう」(テレビ局関係者)
『ビビット』は局内で完全にお荷物状態との声もある。同じジャニーズで、朝の情報番組を担当するV6の井ノ原快彦(41)を引き合いに出し関係者はさらにこう語る。
「例えば『あさイチ』(NHK)で司会を務める井ノ原は、番組の方向性に流されず、自身の意見を物怖じせず発していることが、人気の理由となっている。しかし、国分のコメントは当たり障りのないものばかりで、『国分でなくても誰でもいい』と話すスタッフもいる」(前出・関係者)
■『鉄腕ダッシュ』露出減でTOKIOに不自然さ?
いよいよ現実味を帯びてきた国分の『ビビット』打ち切り説だが、TOKIOにとっては悪い話ではないとの指摘もある。
「国分は『ビビット』のMCを務めるようになって以降、TOKIOの人気をけん引している冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)での露出は激減した。同番組は地方ロケが多いのですが、国分は毎日の帯番組のためスケジュール的にも難しく、参加を見送らざるをえない状況にあった。しかし『ビビット』を降板もしくは打ち切りとなれば、こうした溝を埋めることができる。番組的にも国分の露出減が目立ってきており、画面から不自然さを漂わせる要因になっていた。TOKIOにとっても大きく変わるチャンスになるでしょう」(前出・関係者)
グループとしてのTOKIOを考えると、国分に『ビビット』の足枷が取れるのはプラス面が多いのかもしれない。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。