嵐・相葉雅紀『貴族探偵』はミスキャスト?憔悴する姿に”同情論”

デイリーニュースオンライン

「貴族探偵」公式サイトより
「貴族探偵」公式サイトより

 フジテレビ・亀山千広社長(60)が「社運を賭ける」と宣言した月9ドラマ30周年記念作品『貴族探偵』(フジテレビ系)が、いよいよ終盤に差しかかっている。5日放送の第8話では、SPEEDの上原多香子(34)をゲストに招き、東都大学内の研究所で起きた殺人事件を捜査。同事件で殺人容疑をかけられた高徳愛香役・武井咲(23)は警察に拘留され、お調子者の刑事を演じる生瀬勝久(56)が事件解決に挑むという展開だった。

 翌日発表された平均視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と、第6話で記録した最低視聴率7.5%からさらに0.5ポイント下降し、最低視聴率を更新した。一向に上向く気配がない『貴族探偵』だが、気になるのは主人公の貴族探偵を演じる嵐・相葉雅紀(34)がいつまで経っても活躍しないこと。視聴者からはそんな疑問が沸いている。

■最低更新を続ける『貴族探偵』はさらに下降か?

 視聴者の声は「今期ドラマで一番つまらない」「茶番コントに入り込めない」など非難だらけ。せっかく嵐の相葉が主演しているにも関わらず、視聴者の心には響いていない。

「コメディ調の推理モノという時点で、俳優陣には高い力量が求められてしまう。そうした作品の中で貴族然として淡々と振る舞う相葉の役柄が難しいのは事実。対照的に、同じような設定だった『IQ246』(TBS系)の織田裕二(49)の演技は、”怪演”と言われながらも妙な迫力と威厳を持っていた。相葉の演技には酷評が出ているが、正確には”ミスキャスト”だったと言えるでしょう」(週刊誌記者)

 昨年末の『第67回NHK紅白歌合戦』でも相葉は苦い経験を味わった。有村架純(24)とともに司会に抜擢された相葉は、長時間の生放送にアタフタ。大トリで嵐のメンバーと一緒に熱唱する際は、自身の不甲斐なさも相まってか涙がポロリ。そして放送終了後、報道陣に自ら「ポンコツ司会でした」と反省の弁を漏らす散々な結果となっている。

 最近では、『貴族探偵』低迷の責任を感じてか、レギュラー番組で憔悴しきった表情を見せている相葉。『貴族探偵』以外のレギュラー番組にも出演する多忙な毎日で、ジャニーズ事務所の屋台骨を支える一人として重圧のある大舞台をこなしてきた。しかし、本人の魅力の消してしまうような仕事の”ミスキャスト”は終わりにしてほしいものだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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