ほらやっぱりね!ティラノサウルスは羽毛でなくウロコで覆われていたことが判明(オーストラリア研究) (4/5ページ)

ティラノサウルスの尻尾のウロコimage credit:(Courtesy of Peter Larson/Bell et al. Biol. Lett.
・ただしまったく羽毛が生えてないとは言い切れない
こうした発見があったからといって、ティラノサウルスに羽が生えていなかったことにはならない。しかし、少なくとも全身が羽毛で覆われていたということはなかったと推測される。
・巨大化により羽毛が失われていった?
なお初期の近縁種と違い、ティラノサウルスが羽毛に覆われていなかった理由として、ベル氏は巨大化したことが原因ではないかと仮説を立てている。
羽の生えたディロングは大型犬くらいの大きさであるのに対して、ティラノサウルスはバスほどもある。
体が大きい動物ほど熱を逃がすことが難しくなるため、寒い地方に生息しているのではない限り、羽毛を生やすのは得策ではない。例えば、ゾウもネズミのようには被毛を生やしていないだろう。
しかし、やはり羽が生えているユウティラヌスはティラノサウルスほど大きくはないにしろ、犬に例えられる大きさではない。
似たような気候の中で暮らしていたにもかかわらず、羽毛のある仲間とない仲間がいる。その理由については、ベル氏にも見当がつかないとのことだ。