80代からが人生の黄金期だ「キダ・タロー」(4)30年間タバコをやめていた (1/2ページ)

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80代からが人生の黄金期だ「キダ・タロー」(4)30年間タバコをやめていた

 実は好き嫌いが多くて、戦時中の物のない時代やのに、末っ子やからおふくろが甘やかして食べたくない物を無理やり食べなかった。だから偏食が直らない。33歳で結婚してから、やっと野菜とか食べるようになっただけでホンマ偏食やったんです。嫌やと言う物を食べんで済むのは健康にいいと思ってますね。質素でも問題ない。卵焼きと少々の牛肉とカチカチに焼いたタラコがあれば毎日でもいける。それぐらい偏食です。

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 キダ氏の毎日は規則正しい。朝9~11時に起床後、昼食。夕食19時で就寝は翌1時だ。その間の空き時間や食事中は常にゲーム三昧。実はキダ氏、スマホや3DSをひとときも離さない筋金入りのゲーマーであり、日に20~30本のタバコを吸う愛煙家でもある。

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 20歳過ぎからタバコを吸ってまして、40歳の時に禁煙宣言して30年間やめていた時期があったんです。30年間やめてると言うても、自分の確固たる意志でやめたんではなしに、禁煙がはやりやから。ラジオで『今日からタバコやめます』と言ったらカッコよろしいやんか(笑)。公言ですからね、ラジオで言うとんのに陰で吸ってると言われるのがいちばん嫌いでね。たったそれだけでタバコを30年間やめとったんですが、某所で友達に「葉巻あるで」言われて。30年もやめれる意志の強い俺やから今からこの葉巻を吸うって3日間タバコ吸わん。3日目になったら吸う。要するに自由自在に吸ったり、やめたりできると勘違いしてしまいまして。それでまた元に戻ったワケです‥‥。ただ、戻っても何の後悔もありません。

 タバコはショートピースしか吸いませんね。理由はフィルターはタバコの味を消してしまいますから。どうせ吸うなら、おいしいもの。ニコチン量とかも気にしません。タバコは体調のバロメーター。吸えないということは体調が悪いってことです。

 食料は右肩上がりですけど、喫煙者には右肩下がりです。WHOは疫学を振りかざして迫ってくるもんですから集中砲火ですやん。次にお酒がターゲットにされてるでしょ。お酒も好きなだけ飲む。20歳過ぎから少しだけ飲みだして、本格的に飲みだしたのは30歳超えてから。長いこと飲んでましたら自分の量がわかりますやん。どんな場所で何を飲んでどんな状態で飲んだらちょっとヤバイとか。

「80代からが人生の黄金期だ「キダ・タロー」(4)30年間タバコをやめていた」のページです。デイリーニュースオンラインは、キダ・タロー週刊アサヒ芸能 2017年 6/8号作曲家長寿タバコエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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