3Dプリンターで作った卵巣でマウスが出産!? 不妊治療への応用も期待 (2/3ページ)

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卵胞とは、卵子の周囲を膜が包んだ構造で、この膜から女性ホルモンが出ます。

研究結果
卵胞はスポンジの中で生き延び、卵巣を切除したマウスにスポンジに包まれた卵胞を埋め込むと、卵胞から卵子が排卵され、自然妊娠で子どものマウスが生まれたということです。 (※1)

人間での実用化のめどは立っていませんが、今後の研究が期待されます。 卵巣の役割
卵巣は小指の先ほどの臓器で、左右二つあります。

中には卵胞に包まれた卵子があり、脳からのホルモンを受けて毎月卵胞が成長し、卵子が成熟して排卵が起こり、受精して妊娠に至ります。

卵子を包む卵胞の細胞は、ホルモンの指令を受けて女性ホルモンを放出します。

卵子を全て使い切ると閉経となり、卵胞もなくなるので女性ホルモンが出なくなります。

女性ホルモンが少なくなった高齢女性では、骨粗鬆症や動脈硬化が起こりやすくなります。 人工卵巣ができた場合に期待できること
不妊治療
今回の研究はがん治療のために卵巣機能を失う女性の治療法を開発しようとして行われたものですが、がん患者以外の 不妊治療にも応用可能かもしれません。

通常体外受精のための採卵では、卵胞内で卵子を成熟させ、卵胞に針を刺して卵子だけを体外に取り出します。

今回の研究ではネズミの卵巣をまるごと摘出し、組織を崩して成熟卵胞を探してスポンジに埋め込んだようです。
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