低出生体重児と早産児の違いは?元気な赤ちゃんを生むための予防対策 (3/4ページ)
生まれてからもなかなか体重が増えず、問題が生じやすいと言えます。
低出生体重児で見られることがある病気

・呼吸器や呼吸中枢の未熟から起こる無呼吸、肺炎、呼吸窮迫症候群、慢性肺疾患
・血管系の未熟による動脈管開存
・敗血症(全身の感染症)
・脳内出血
・黄疸
・未熟児網膜症
・腸の壊死
・体温調節機能が弱く、高体温・低体温になりやすい
・低血糖
・貧血
・ビタミンK欠乏症
低出生体重児の治療内容

低出生体重児の治療は多くの場合、NICU(新生児集中治療室)で行われます。
保育器での治療
温度や酸素濃度を管理するために保育器に入れ、点滴ライン・血圧計・心電図計を付け、鼻から胃にチューブを通してブドウ糖液やミルクを入れ、栄養を取らせます。
口から飲み込む機能が弱い場合、ミルクが肺に入って誤嚥する可能性があるためです。
検査
超音波検査やレントゲン、血液検査で状態を確認します。
薬の投与
肺が未熟な場合、肺がスムーズに膨らむための潤滑剤(サーファクタント)を投与することがあります。
動脈管開存がある場合、閉じさせる薬を投与します。
手術
すぐに治さないと命に係わる状態(腸が破れたなど)があれば、生後間もなくでも手術を行うことがあります。