冷房の冷え性には「ショウガ」を使って対策を

まいじつ

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これから夏に向けて暑さが厳しくなっていく季節。しかし、クーラーによる“冷え性”に悩まされるという人も出てくる。そうでない人も、この時期には冷房で体が冷えることで、体調を崩しやすくなるもの。電車や商業施設、オフィスと、冷房の効いている屋内で長時間過ごしていれば、やはり体は冷えてくる。

一時期、どんな料理や飲み物にもショウガを加える“ジンジャラー”という言葉が流行したが、これからの季節はこのジンジャラーになるのがおすすめだ。

生のショウガには『ジンゲロール』という成分があり、血管を拡張させる働きがある。その効果で、手先や足先といった末端まで血液を届けることができるといわれている。しかし、体の内側の熱を末端に運ぶため、手先や足先は温かくなっても体の熱が奪われ、逆に体を冷やしてしまう。

そこでおすすめなのが、ショウガを乾燥させたり、熱を加える方法だ。そうすると、ジンゲロールの一部が『ショウガオール』に変化する。ショウガオールは胃を刺激して胃や腸を活発にするため、体のなかから熱を作りだすことができるというわけだ。

冷え性改善を目的とするなら、ショウガのすりおろしにひと手間加えるのがおすすめだ。、耐熱皿にショウガのすりおろしを入れ、水を加えてひたひたにし、電子レンジで3分間加熱する。そして、その水分ごと料理に加えるという方法だ。紅茶に入れるのが定番だが、ほかにも緑茶やホットミルクに入れても楽しめる。

ショウガに体を温める効果があるとはいえ、氷を入れた冷たいドリンクに加えたら効果は半減してしまう。ハーブティーなど、ホットドリンクにスプーン1杯程度を加えるようにするといいだろう。

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