頭痛薬に「がん予防」効果!? 世界で研究進む (3/3ページ)

日刊大衆

結果、有意差は消え、逆に消化管出血のリスクが2倍以上に高まるとのデータが出たのです」(同)

 だが一方で、冒頭に挙げた米国の予防医学専門委員会は「心筋梗塞や脳卒中を発症していない人が、低用量アスピリン(1日81~100ミリグラム)を継続して服用すると、その後の発症リスクが心筋梗塞で17%、脳卒中で14%低下する」との最新結果も発表している。

「試験結果がバラつくということは、研究の余地が残っているということ。“効果なし”と断定するのは、まだ早計でしょう。過剰摂取により胃潰瘍や消化管の出血など副作用もあるため、服用の際は医師に必ず相談するべきですが、大きな可能性を秘めた存在であることは間違いありません」(医療専門誌記者)

 病気のリスクにおびえる中高年の“救い主”になるかもしれないアスピリン。今後の研究の行方を、じっくりと見守りたい。

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