サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ハルクンノテソーロが勝つ!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ハルクンノテソーロが勝つ!」

 今週は「ユニコーンS」が東京で行われる。過去10年で2桁人気馬が一度も馬券に絡んでいない堅めの傾向。無謀な穴狙いは禁物か。一方、「函館SS」は、昨年12番人気馬が勝利するなど近年は荒れ模様。穴党の出番だ。

 3歳馬同士によるダートのGIII戦、ユニコーンSが今週の東京のメイン。以前はシンコウウインディ、タイキシャトル、ウイングアロー、アグネスデジタルなど、ここを踏み台として勝ってスターダムに躍り出る馬は多かったが、ここ何年かはそれほどでもなくなった。フルゲートが見込まれる今年は、どうだろう。

 NHKマイルCで僅差2着。芝でも良績を残すリエノテソーロが最右翼と見られるが、米国遠征のアディラート、サンライズソア、リヴェルディなどスター候補は少なくなく、ファン必見のレースと言っていい。

 ただ、キャリアの浅い若駒による重賞で未知数な部分が多いわりには、人気サイドで順当に収まっている。馬単が導入された03年以降の過去14年間、その馬単で万馬券になったのは3回(馬連0回)。この間、1番人気馬は7勝(2着3回)、2番人気馬は2勝(2着5回)。本命党の競馬と言ってよさそうだ。

 しかし、最有力候補のリエノテソーロは牝馬。これまで21回を数えるこのレースで牝馬が制したのは、わずか2回。“絶対”と見るのは危険かもしれない。しかも、リエノテソーロが勝ったダート戦(2戦2勝)は、ともに地方競馬。それも道悪(脚抜きのいい軽いダート)でのもの。血統的には問題ないが、力を要すダートでどんな競馬を見せてくれるのか。少々疑ってかかりたい。

 穴党として狙ってみたいのは、リエノテソーロと同じオーナーが所有するハルクンノテソーロだ。

 このレースの前哨戦でもあった青竜Sで2着。敗れたとはいえ高い能力を感じさせる内容だった。緩いペースで3番手にいた馬が勝って、逃げた馬が3着に粘ったもの。それを最速の上がり脚で追い込んだのだが、直線では故障した馬のアオリを食らってもいる。

 力量のほどが推し量れるが、この時は重馬場で軽いダート。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ハルクンノテソーロが勝つ!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、ブルベアバブーンハルクンノテソーロ週刊アサヒ芸能 2017年 6/22号水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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