ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルンで豪華絢爛な宮廷文化を堪能 (1/4ページ)

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ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルンで豪華絢爛な宮廷文化を堪能

かつてヨーロッパ世界で強大な権力を誇示したオーストリア帝国。歴代の皇帝を輩出したハプスブルク家の暮らした宮殿は、豪華絢爛であまりにも優雅な空間。

フランスのヴェルサイユ宮殿と並び、ヨーロッパ有数の美しさを誇るシェーンブルン宮殿は、バロック様式の宮殿と広大な庭園が見どころ。丘の上から眺めるウィーンの街並みは素晴らしいものです。

それでは、ユネスコの世界遺産にも登録されているウィーンのシェーンブルン宮殿を訪ねて見ましょう。シェーンブルン宮殿は14世紀半ばにハプスブルク家の手に渡り、その後オスマン帝国によるウィーン包囲の際に壊滅的な被害を受けて再建されます。18世紀半ばに現在見られる建物の姿になりました。

マリーアントワネットの母として知られる女帝マリア・テレジアが好んだ「マリア・テレジアイエロー」と呼ばれる黄色の壁が、宮殿の美しさをより一層引き立てています。
宮殿内の大部分はロココ調で統一されており、当時の煌びやかな宮廷生活を知ることができる家具や衣装などが展示されています。

フランスのルイ16世に嫁ぐ以前のマリーアントワネットが暮らした部屋や、当時6才だったモーツァルトが演奏を披露した鏡の間など、誰もが知っている歴史上の人物の軌跡が残されているのも興味深い点です。
宮殿内には1441部屋があり、現在観光客に公開されているのは45部屋。残念ながら内部の写真撮影は禁止です。

白の壁を基調にゴールドで飾られた上品な内装、美しい絵画で彩られた豪華絢爛な宮殿内は、一度訪れると忘れられない素晴らしいものです。

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