美容整形と幸せ『ダウンタイムと痛み』(元看護師・現役風俗嬢 Yuzuka) (4/4ページ)
実際に手術をしたキャバクラ嬢の女の子が、想定よりも遥かに腫れてしまい、「こんなに腫れてしまっては仕事に行けなくて、今月のノルマをこなせない」と泣いたり、手術の後に、遠距離恋愛の彼と2ヶ月ぶりのデートをしようとしていた女の子が、「これじゃあドタキャンするしかない」と、絶望しているのを目の当たりにしたこともあります。
しかし、世の中に出ている広告が「美容整形のイメージをライトに、手軽に見せたい」と働いているため、ツイッターからの相談でも、「ダウンタイムがあると困る」という前提の相談が寄せられるケースが、後を絶たないのです。
私はこの現状を、恐ろしく思っています。手術の説明は本来、「最悪の場合」を想定して行うべきです。それが医療です。「大丈夫だよ」なんて甘い香りで誘き寄せ、引っかかった後は「知らないよ」なんて……詐欺と同じです。
ではその上で、どうすれば「実際の痛みや腫れについて、知ることができるのか」という話をしたいと思います。美容整形外科での手術を行う時は、広告に騙されず、カウンセリングでの対応をチェックしましょう。
「とにかく今日手術した方が良い」「ほとんど腫れないから大丈夫だよ」なんて前のめりで手術をすすめるクリニックは、まず信用できません。具体的にどれくらいの期間、どの程度腫れるのかを、厳しいくらいの口調で明確に提示してくれるクリニックこそが、「安心できるクリニック」です。
情報過多の時代。人生を変える手術なのですから、勢いやなんとなくで甘い言葉に縋り付く(すがりつく)のではなく、自分でも学び、自分の意思で「選択」しましょう。
甘い話には「罠がつきもの」なのです。
※今回の記事は私が勤めていたクリニックで行なっていた施術を参考に書いたもので、全てのクリニックに当てはまるものではありません。
Written by yuzuka