内部崩壊間近!? 自民党「安倍の次」を狙う面々 (2/5ページ)
「安倍政権に不満を抱きつつも、民進党には政権を委ねられないと思っている有権者が、“安倍政権とは別の自民党政権ならいいんじゃないか”――そう思い始めているのです」(角谷氏)
特に自民党が警戒しているのは、安倍首相に近いとされる元TBS記者から暴行を受けたとして、被害女性が検察審査会に審査を申し立てた問題だ。元記者には逮捕状が出たものの、刑事部長(当時)が事件を揉み消した疑いも持たれている。
「“かけ蕎麦(加計学園問題)”や“もり蕎麦(森友学園問題)”ならまだしも、この疑惑に火がついたら、安倍政権は日本中の女性を敵に回すことになります。そうなったら致命傷。とても、解散だの、総選挙だのと言ってはいられません。政党政治家にとって一番大事なのは、選挙に当選すること。(議員)バッジがつけられないと分かったら、平気で安倍首相の首をすげ替えますよ」(政治評論家の本澤二郎氏)
こうした苦境を脱するために、官邸は国会の会期延長を断念、加計問題にも区切りをつけるため、文書の存在を認めてみせたのだ。「賛否が分かれていたテロ等準備罪法にも審議の時間を取らず、衆参とも強行採決で“駆け込み成立”させました。これには、党内からも批判の声が上がっていますが、すべては都議選前に国会を終了させ、加計学園問題絡みの追及をかわすためです」(夕刊紙記者)
“落ち目の三度笠”を叩くのは、永田町の常道。盤石に見えた安倍政権がガタつき始めた今、党内では血生臭い暗闘が開始されたという。驚くべきは、安倍政権の中枢を担ってきた麻生太郎財務相(兼副総理)に離反の動きがあることだ。「麻生さんは、加計学園の獣医学部新設問題では、“獣医師の質の低下を招く”と発言し、安倍官邸と対立しています。麻生氏には新設反対派である獣医師議連会長としての立場もあるのでしょうが、他の“含み”もあるといわれています。彼は、安倍さんが2度目の総理就任した際、“何かあったら俺が引き継ぐ”と約束していたといわれており、再登板に意欲を燃やしていたのです」(自民党関係者)
しかし、安倍首相は来年9月の総裁選で3選を果たし、東京五輪後の2020年までの長期政権で首相の職を全うする意気込み。「御年76歳の麻生さんにはもう時間がありません。