内部崩壊間近!? 自民党「安倍の次」を狙う面々 (4/5ページ)
“安倍首相のイエスマン”が、いよいよ牙を剥くときかもしれない。今夏の改造で、もう一人、閣僚名簿から名前が消えそうなのが、同じく安倍政権の重鎮・菅義偉官房長官だ。
「本人は党の幹事長を強く希望しているそうです。4年半、安倍政権の女房役を務め、安倍首相や閣僚の失言を鎮める役回りにうんざりしている面もあるんでしょう。ただ、菅さんには、麻生さんや岸田さんとは違って、総理になるという野心はありません。安倍政権よりも、次の政権での立ち位置を確保しようというのが、幹事長を希望する理由です」(自民党関係者)
麻生、岸田という重要閣僚のみならず、女房役まで微妙な動きを始めた安倍政権。内部崩壊が静かに進行しているという話は、事実のようだ。そうなると、「本来は安倍首相とは水と油の関係」(前同)という二階俊博幹事長の動向も気になってくる。
「安倍総理は二階さんの影響力を無視できず、幹事長のポストを与え、うまく飼い慣らしている状況です。最近では二階さんも安倍首相の信頼を得て、韓国の文在寅大統領に首相の親書を手渡すなど、存在感を示しています。菅さん同様、二階さんには首相になる気はありませんが、キングメーカーとして影響力を残そうとしている」(同)
前述した通り、次の内閣改造・党人事では、菅官房長官の幹事長就任が有力視されているが、そうなると、幹事長の二階氏が党の副総裁へ繰り上がる“玉突き人事”が検討されているという。「その二階さんに急接近しているのが、安倍首相の家庭教師を務めたこともある平沢勝栄さん。次の内閣改造で悲願の初入閣を果たしたい彼は、党内の空気をうまく嗅ぎ分けているんです」(同)
ここまでの面々は、麻生財務相が総理のリリーフ登板を狙い、岸田外相はトップ獲りに向けて動き出しそうな気配。菅官房長官と二階幹事長にはその気なしなので、これは逆に言えば、露骨に“反安倍”の狼煙を上げているわけではないということ。しかし、ここから先の面々は別。明確に反目に回るという。
2012年の自民党総裁選に出馬した石原伸晃経済財政担当相も、次の総裁へ再度意欲を燃やす一人だ。「ただし、そうなっても泡沫候補扱いでしょうね。先だって二階派に入った平沢さんは、もともと石原派だった。