勝新太郎元マネージャーが初めて明かす「オヤジの素顔」(4)薬物は時々やっていた (1/2ページ)

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勝新太郎元マネージャーが初めて明かす「オヤジの素顔」(4)薬物は時々やっていた

 結局、勝は「影武者」を降板することとなった。その後、映画が完成し、有楽座で行われる試写会に勝が訪れる。ところが勝の姿を見るや、黒澤監督は玄関ホールの物陰に隠れたのだという。「世界のクロサワ」の意外な小心ぶりだった。

 さらに、「『影武者』の降板騒動」以上に、世間をにぎわせたのが、薬物だった。90年1月、ハワイのホノルル空港でアンダーウェアの中に薬物を所持、現行犯逮捕された。しかし、「気がついたら入っていた」とシラを切り、記者会見では「もう、パンツははかない!」とトボけてみせたのだった。

 84年にマネージャーの座を離れていたアンディ氏だったが、勝を語るうえでは、薬物との関係は切っても切れない関係だったと証言する。

「もう時効だから言うけど、オヤジはマリファナを時々やっていたからね。事件を聞いた時、ま、起こるべくして起こったなと。ただ、『マリファナは天然由来だからいいけど、ケミカルはダメだよ、ケミカルは』が口癖だったから、コカイン所持というのは意外だった」

 実は、アンディ氏自身もマネージャー時代、勝から「チョコレート」(マリファナから抽出した液体を固めたもの)を預かったことがあるという。

「それを実家のベッドの下に隠したんだけどね、親に見つかって燃やされちゃって、煙を吸った近所の人がラリッたらどうしよう、って俺、真っ青だったよ。しばらくして、オヤジから『アンディ、あれ持ってきて』と。『はい? いえ‥‥あの』とトボけたんだけど、隠せないし、全部正直に話したんだ。すると、『ああ、そう。悪かったね』、それで終わり。普通だったら、テメエふざけんなバカヤロー、となるじゃない。それが一切なかった。預けたのは自分。だから、なくなったのも自分の責任。オヤジはそういう人だったね」

 勝にとって大きな転機となったのは81年、勝プロが12億円という借金を抱えて倒産したことだった。債権者の中には“その筋の関係者”も少なくなかったが、

「相手はシノギだから、勝新太郎とはいえ容赦しないはず。でも、『勝さんじゃしょうがない、よう取れん』ってね‥‥。

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